ここに来ていただいた方は、金森式ダイエットに興味がありダイエットに真剣に向き合いたいと考えておられる方だと思います。そんな方に、少しでも参考になればと思い、私なりに1年間取り組んできた金森式ダイエットの記録をご紹介していきます。
金森式ダイエットは、何も知らない人からみたら、ガチで糖質を断っていて引かれてしまう事があります。ただ、このブログで紹介する方法は、金森式を真剣に実践している方にとっては、生ぬるい方法に映るかもしれませんので、その点はご理解のもと、お読みください。
金森式は、本気でやると3か月で30Kとか本当に痩せてしまうので、1年ぐらいかけてやろうかな、ぐらいの緩さで取り組んだ記録になります。それでも約10か月でマイナス23Kgを達成できました。
このブログでは、ダイエットに失敗してきた中年の私が、なぜ成功して今でも続けられているのか、また、中年こそ金森式ダイエットxケトジェニックをお勧めしたい理由などを、全て、ご紹介していきます。
金森式ダイエットxケトジェニックの掛け算
- 金森式ダイエットとは
- 金森式ダイエットの基本メソッド
- 足りない栄養素はサプリで補う
- 金森式ダイエットでは1日どれくらいの糖質を摂取できるか?
- なぜストイックに見えるダイエット法が上手く行く?
金森式ダイエットとは?
金森式ダイエットは医師である金森重樹博士によって提唱されたダイエット法です。
金森式ダイエットとは、糖質(ブドウ糖)をエネルギーとする状態から、”断糖””高脂質”食を行う事で、ケトン体を肝臓で作り出しエネルギー源として働かせるケトジェニックに移行し、体に蓄積された脂質をエネルギーとして消費しつづけるというダイエット法です。
似た方法として、私も過去挫折したことのある、低糖質ダイエットやファスティング(16時間プチ断食)がありますが、これらとは根本的に違います。なぜなら、これらの方法は、エネルギー回路が糖質モードのまま、糖質を減らすだけのダイエットで、断糖高脂質で、エネルギー回路を切り替えるケトジェニックとは、別物だからです。
この断糖・高脂質状態の大きなメリットの一つとして、体内のエネルギー回路が糖質モードから切り替わることにより、糖の影響で起きる「無駄な空腹」が減少し、結果的に1.5食でも空腹感が少なくなる当店です。
そして、金森式の大切なポイントのもう一つとして、現代人のほとんどは”質的栄養失調”であるという点があります。この栄養不足を正常な状態に戻すことにより、生活習慣による体質悪化が改善に向かい、さらにケトジェニックと掛け合わせることでエネルギー回路を好循環し、副産物としてダイエットも加速するということになります。
断糖・高脂質としては”ケトジェニックダイエット”が注目されていますが、栄養へのアプローチという点で金森式のほうがより包括的な手法であって、健康的に、ダイエットが可能であり、ダイエットというよりは、体のメンテナンス(体との対話)をしている感覚で取り組むことが出来る。それが金森式ダイエットが優れていて、私が取り組もうと決意をしたポイントになります。
金森式ダイエットで食べて良いもの一覧。基本メソッド。
金森式ダイエットの基本メソッドは、シンプルです。前述した通り、低糖質ダイエットではなく、断糖高脂質ダイエットであるという点です。つまり、炭水化物(糖)を徹底して摂取しないということが基本中の基本になります。あとは、糖質がなく良質な脂質が取れる食材にフォーカスしておけば、基本的にどれだけ食べてもかまいません。
<代表的な食材・調味料一覧>
牛肉、豚肉、鯖(鯖缶)など魚類、卵、チーズ(カマンベール・ナチュラル等)、生クリーム(タカナシ・純生クリーム等/フレッシュは×)、アボガド、ブロッコリー、塩(ぬちまーす/雪塩などの海塩)※必須栄養であるマグネシウム、カリウムを多く含む※、魚醤、ビタミンCパウダー(魚醤と混ぜてポン酢風にできる)、マヨネーズ(できれば自家製/自家製は無理でもカロリーハーフなどは糖質でごまかしてるだけなので選ばないこと!)、一部の野菜キノコ類(小松菜、ブロッコリー、パセリ、舞茸、マッシュルームなど)
加工品や市販の調味料には、糖質や化学調味料が含まれることが多い為、出来るだけ加工されていない食材を選ぶことがポイント
<摂っていい油>
ラード/牛脂、MCTオイル/ココナッツオイル、バターなどの安定性が高く酸化しにくい飽和脂肪酸。オリーブオイルなどのオメガ9系は適度に摂取。
MCTオイルが糖体質からの脱却に有効とされています。ただし調理には使いづらいので、牛脂、バター、オリーブオイルなどを使いまわし、バランスよく摂取する。サラダ油などの不飽和脂肪酸は炎症を加速するので、基本的に摂取しないつもりで望もう!
<NG食材>
糖質が含まれる食材全般(人工甘味料含む)、鶏肉、穀物類、野菜(特に土の下にできる野菜は糖質過多)、糖質の入っている調味料全般
足りない栄養素はサプリで補う
現代の栄養素の脆弱な食材(大量生産された食材)や、ファーストフードなどを含む、生活スタイルでは、ほとんどの人が、栄養は基本的に足りておらず”質的栄養失調”であることを、まず知ることが大切です。通常の食事をしていたとしても、バランスよく食事から栄養を摂取しきるのは、そもそも普通に困難なのです。
様々な食材の栄養素を理解し、自然食材を中心に組み合わせていくと、たどり着ける可能性はありますが、一般的には不可能なので、それを解消するのにサプリで補う必要があります。
そうすることで、抵抗力が増したり、メンタルが安定したり、薄毛が治ったり、活力が出てきたりと、栄養不足からくる様々な状態が改善を実感することになります。
もちろん、知識が絶対的に必要になります。ここで「面倒だ」「なんだかサプリとか奨められるの怪しい」と思われるなら、最初からやらないほうが良いので、ここで読み終わってください。
読み終わろうという方も、栄養状態を可視化したほうが良いという点と、体内の炎症を抑えるためには、良質な油を選んで使用したほうがいい、という点ぐらいは覚えて帰ってください!
体調や健診結果により、変動もありますが、参考までに私が飲んでいるサプリの情報は以下の通りです。
①B-50 x2を朝昼晩
②C-1000 x2を朝昼晩
③マグネシウムキレート x2を朝昼晩
④D3-K2 x1を夜
⑤亜鉛 x1を昼
☝☝人により違うので、この通りやっても意味がありません。参考程度に☝☝
金森式ダイエットでは1日どれくらいの糖質を摂取できるか?
一般的な糖質制限ダイエットでは70~130g程度に糖質を制限するとされていますが、金森式ダイエットでは、これを限りなく”断糖”します。代わりに脂質を多く取得することでエネルギー源とする、いわゆる「ケトジェニック」に向かい、さらに、体内に蓄えられてきた余分な脂肪(エネルギー)をどんどん燃やしていくような体質への変化を促します。私も健診で、内臓脂肪がみるみる落ちていくことに驚きを覚えました。
【貴方も糖質依存?】糖質リスクとご飯の糖質を効果的に減らす方法
なぜストイックに見えるダイエットが上手く行く?
私が始めたのは2023年3月で開始時は100Kg(身長179cm)。ぽっちゃりキャラを長く続けてきて、たまに思い立ってダイエットをしては、リバウンドする日々を続けてきました。そして、ようやくハマったのが金森式です。その大きな理由は主に以下のような点です。
理解と実践と実験
世に出回っている、ほとんどのダイエット法が1面的な方法でしかなくて、「なんだか良さそう」という安易な理由でスタートしては、長続きしないということに心当たりはないでしょうか?
例えば
低糖質ダイエット:糖質を抑えたら痩せるという1面のみでスタート
→おなかが空く、苦しい、つらい。。やめる!
ファスティング(プチ断食):12時間で飢餓状態に持ち込み、残りの4時間で内臓を整え消費に回す。あとは何食べてもいいんだな。なんだかいけそう!
→最初はうまくいくが、空腹でつらい!短期的には続けられるが結局、長続きしない。
他にも、置き換えダイエットなど、多くのダイエットにチャレンジしましたが、凡そ、同じ理由で挫折してしまいます。運動したら?と言われるかもしれませんが、もちろん私は運動が嫌いですし、デブが思い立って運動するというのは、リスクも高いし、そもそも栄養面でのアプローチが無いダイエット法は根本的な解決は難しいと私は考えました。
金森式も、とにかく糖質抜けばいいんだなという、安易な感覚で始めましたが、初めてのケトーシス状態に驚きながらも、空腹もなく痩せていくことに「これって、何が起きてるんだ??」と感じ、自分の体への興味がどんどん湧いてきたのが、のめりこんだきっかけになります。
その自分の体への興味から、エネルギー回路のことを学び、糖質のやばい中毒性と害悪を知ることになり、これまでの生活を大きく反省するに至りました。
「質的栄養失調の解消でエネルギー回路を活性化させる?」
「自分に必要なデトックスってなんだ?」
など、自分の体への理解が深まるれば深まるほど、自分が体や心にコントロールされていたんだ、ということを知ることになり、逆に、自分が体や心をコントロールしていく初めての感覚に熱中していくことになりました。
これが私が金森式ダイエットを続けられた最も大きなポイントです。
よく、わからない方法や理論に飛びついても、結局うまくいきません。納得感と実験と自己責任の中で取り組む。これが私には、とても大切なマインドセットだったのです。
金森式ダイエットxケトジェニックの実践記録
- -23Kのダイエット成功までの過程(約10か月)
- メリットとデメリット
- 金森式リーマンの食生活、コンビニで食べていいもの
- 中年こそ金森式ダイエット×ケトジェニックが良い理由
- 金森式ダイエット×かまいたち 山内さんの記録(YouTube)
-23Kのダイエット成功までの過程(約10か月)
①100K、生活習慣病のデパート状態(2023年3月)
糖尿病、高血圧、腎結石など、あらゆる病気を抱えていた初期。病院と薬に生かされている状態。中年になり、もう十分食べてきた自分と決別し、自分に投資しないでどうする!と思い立った時期。
ちょうどその時、Youtubeだったと思いますが、金森式を知り、その理論に引き込まれました。ただやるからには、中途半端ではなく人生最後のダイエットにしようと決意して取り組みました。
そして、初めてすぐに7Kgぐらい体重が落ち、有頂天になっていました。
②勘違いによるリバウンドでクラクラ
ファスティングをやってるとチートデイを設けたほうがいいよね。っていう誘惑がありますよね?
知識の無さから、7Kg痩せて結構頑張ったし、そろそろチートかな?という安易な発想で、速攻で4Kほどリバウンドし、前にも増して体調が悪くなり絶望した時期。
そもそも金森式はエネルギー回路ごと、変えるダイエット法でチートデイなど存在しません。生き方を変えるんだろ!と言い聞かせ再スタートを切りました。
③笑うほど痩せるが栄養不安
上手くケトーシス※に入って、糖質からくる慢性的な、だるさや眠さ、急激な空腹から解放されてきた時期。
これはすごいなと感心しながらも、WEBから得られる程度の知識で始めてしまったので、栄養面の不安が募り、金森本や栄養系の本をよみ本格的に勉強開始。
本当は、知識先行が絶対おすすめです。中途半端に始めると、かえって体調が悪くなり、それを理由に、止めてしまうことにつながってしまうリスクが高まります
エネルギー回路を回すための必須栄養素や健康診断の血液結果から自分に足りていない栄養素を確認することで「質的栄養失調」の解消が必要であることを理解し始める。この頃から自分の体と対話(理解)している感覚で探求心が増してくる。
④抜け漏れの確認から薄毛不安解消まで
足りない栄養素をサプリで補いながら、調子のよさはマックス状態に。
ただ鏡を見ると、なんだか薄毛になってきた感じ。「やばい。なんか足りてない」と思って調べていると、金森式で亜鉛不足に陥り薄毛になる可能性があることを金森氏の過去ツイートなどで発見。
その後、サプリに亜鉛を追加したら、見事に2,3か月程度で薄毛不安が解消し、さらに調子もあがり疲れ知らずに。やはり栄養学は抜け漏れなく、しっかり調べないといけないなと、またアップデート。
もう少しでAGA治療に行くところでしたが、世の薄毛不安を抱えている方には、まず亜鉛が不足してないかチェックしたほうがよいですよ!
⑤オリゴスキャン※で自分の栄養状態を可視化。
④での失敗もあり、自分の栄養過不足状態と合わせて有害とされる重金属(水銀など)の蓄積状況などがわかるオリゴスキャン※を実施し、自分の栄養バランスを可視化。
結果、足りていると感じていたマグネシウムが足りておらず、40年以上蓄積してきた重金属の依存状態が結構、高いことに気づき、デトックスの為、シリカ(ケイ素)を取り入れる。といってもシリカ水(のむシリカ)を愛飲し始めただけ。1年後にもう一度検査してみて改善状況を見て、また方針を考えようと思います。
⑥周りから心配されるので、少しペースを落とす(現在)
正味10か月程度で23K痩せたので、家族や職場から病気を心配されることが増えたので、ペースを少し落とす。といってもケトーシスを維持できるラインを保っている状態で、適度に食事のバランスを変えました。この状態では血糖値の急激な上昇による過度な空腹感などにも陥らないので、体重は維持~緩やかに減少という状態で安定しています。
<補足>
ケトーシス:体が炭水化物(体の主要なエネルギー源)の供給が不足すると、代わりに脂肪をエネルギー源として使い始める代謝状態を指します。このプロセスの中で、脂肪は肝臓でケトン体に変換されます。
オリゴスキャン:手のひらに充てるだけで調査可能な体内のミネラルバランスや重金属の蓄積を測定する携帯型のスペクトロメトリー装置。光学的手法で元素の存在量を分析する。具体的には、体内のミネラル(例えばカルシウムやマグネシウムなど)や有害とされる重金属(例えば鉛や水銀など)のレベルを測定する。地方だと近くでやっている医療機関が無い場合がありますが、グーグルマップなどで、実施しているところを調べてみてください。
メリットとデメリット
- メリット
- 正しくやれば驚くほど痩せる。
- 運動は一切不要。そもそも、痩せても、肥満体質がすぐに解消するわけではないので、痩せたからと言って、調子に乗って過度な運動するのは危険。歩くことを意識するくらいでよい。
- 目がバキバキ、持続系エネルギーを実感。
- 食後がだるい、眠いなどの、糖質過多(血糖値の影響)で起きている現象から解放。
- 世の中の生活習慣病のほとんどがすべて改善。ほとんどの疾患が糖質トリガーであったことに、これまでの生活を深く反省。
- 自分の体との対話とコントロールが出来ていることで、自分を掌握している感覚になり前向きになる。
- 肉食が増えるので食費がかさみそうだが、それ以外の食べる回数や量は自然に減るので、TOTALでは大して変わらない。
- デメリット
- 元の糖質あり生活に戻れない不可逆ダイエットである点。一度体質が変わってから中途半端に元にもどすと、反動が大きく危険。
- 家族や周囲に説明しても理解が得られない。結果で納得してもらうしかない。
- 家族と同じものが食べられない。ただし、そこは押し通す不断の決意が必要。自分の食事は自分で作るのはマスト。誰にも迷惑はかけないで!
- 学習せず、自身と向き合うことができないなら、撤退すること。中途半端にやるぐらいなら最初からやらないほうがよい。
金森式サラリーマンの一日の食事/コンビニで食べていいもの一覧
<朝食>:紅茶とサプリを飲むぐらい。たまにゆで卵やチーズ
(朝のサプリ:B、Mg、C、ナイアシン)
<昼食>ほぼコンビニ、たまに焼肉ランチやステーキ、もちろんご飯や芋類無し
(昼のサプリ:B、Mg、C、亜鉛)
コンビニで食べていいもの
・サバ缶、鯖塩焼き、ほっけ、鮭など焼魚
・ゆで卵
・ナチュラルチーズ
・肉吸い、など低糖質汁物 →ガチだとNG
・衣のないホットスナック系(たまにだけ) →ガチだとNG
・シリカ水 ファミリーマートに常設 →デトックス用
<夕食>自炊でがっつり食べる(夜のサプリ:B、Mg、C、D3K2)
肉(鳥肉はNG※後述)、卵、魚(鯖缶など)、小松菜、パセリ、大葉、パクチー、しめじ、なめこ、舞茸、マッシュルーム、アボカド、チーズ、ぬちまーす(塩)、マヨネーズ(出来れば自作マヨ/簡単)、純生クリーム(ホイップクリームはNG/タカナシ純生クリーム47)、MCTオイルや牛脂など、食べられる食材と調味料を駆使して自炊する。
<おやつ/デザート>
マカデミアナッツ(少し、過剰NG)、あたりめ(糖質ないやつをマヨで)、生クリームでホイップしチーズと混ぜてチーズクリーム作ったり、無糖コーヒーやココアの粉末をかけて、ティラミス風にしたり、紅茶ゼリーと生クリームを組み合わせたり。制限していても工夫すれば楽しみ方はいろいろある。
<お酒>
ハイボール一択!
糖質ゼロ系の発泡酒やALL FREEなどは本当はNGですが、マイルールで飲んでよし!
<家族と外食>
アラカルト系のお店や焼肉が必然的に多くなる。家族のリクエストとパパの願いをミックスして選択する。ただし、時には、うどんやラーメン屋に行くことも許容する。糖質を避けることは困難になりますが、どこでも、糖質を出来るだけ取らない食べ方はみつけられます。
ガチ勢の方からしたら、あり得ない!と言われてしまうかもしれませんが、それぐらいの緩さでも、必ず成果が出ます。大事なのは適切なケトーシスを維持と栄養管理です。
心配しなくても、糖質エネルギーモードがOFFになると、糖質の入った食事や甘いものが欲しいという欲求はなくなり、無駄な空腹からも解放されるからね!これはただのダイエットではなく体質を変える作業だからね!
鶏肉がNGな理由
鶏肉は一般的に健康に良い食材とされていますが、過剰に摂取することは避けるべき理由があります。それは、鶏肉がオメガ6脂肪酸を多く含んでいるためです。
オメガ6脂肪酸の影響
オメガ6脂肪酸の一種であるリノール酸は、体内で次のように変換されます:
- リノール酸 → ガンマ・リノレン酸
- ガンマ・リノレン酸 → ジホモ・ガンマ・リノレン酸
- ジホモ・ガンマ・リノレン酸 → アラキドン酸
アラキドン酸から生成されるIIシリーズのプロスタグランジンは、炎症を活発化させる作用があるとされています。オメガ6脂肪酸は、適量でオメガ3とのバランスがとれていれば健康には良いですが、多量に摂取すると一例として以下のような健康問題を引き起こす可能性が高まります。
- アトピー性皮膚炎の症状悪化
- 関節炎の痛み増加
- 大腸炎による腸内層の腫れ
推奨される肉類
以下の肉類がオメガ3/6のバランスが優れているため鶏肉より推奨されます。
- 牛肉:高品質なタンパク質と鉄分が豊富で、エネルギー補給に最適です。
- 豚肉:ビタミンB1が豊富で、疲労回復に効果的です。
- 羊肉:脂肪分が少なく、消化吸収が良いとされています。
また、卵も優れた食材です。何個まで食べていいか?と聞かれることがありますが、いくつ食べても問題ありません!私は朝5個たべて、夜にも2個ぐらい食べることもあります。
注意すべき食材と調味料
鶏肉以外にも、以下の食材や調味料には注意が必要です:
- 避けるべき食材:
- ごま油(オメガ6脂肪酸が多い)
- トランス脂肪酸を含むマーガリン
- 添加物の多い加工食品
- 野菜・キノコ類:
- 小松菜、パセリ、大葉、パクチー、しめじ、なめこ、舞茸、マッシュルーム(糖質がほぼゼロ)などは糖質が比較的低い。これ以外は糖質に注意、基本的に摂らなくても問題ない。会食で付き合いで食べないといけないなら、箸をつけるぐらい。
- 使用NGの調味料:
- 海塩(精製塩は絶対NG)、魚醤、ビタミンCパウダー、マヨネーズ以外はほとんど糖質NG
以上の理由から、鶏肉の過剰摂取は避けるようにすべきです。
アトピーが改善したという報告はよく聞きますね。
私も肌質はかなり改善しました。
ギネス記録の海塩「ぬちまーす」についてはコチラの特集記事も参考にして下さい。正しい塩を選べば減塩もそこまでシビアに考えなくてよくなります。
MCTオイルは何時とるのが効果的か?
MCTオイルは「中鎖脂肪酸」から作られた100%濃度のオイルで、主にココナッツオイルから抽出されます。適切な使用法には、加熱せずにサラダやコーヒー・紅茶に混ぜる、1日大さじ1杯を限度とする、などがあります。
摂取の最適なタイミングは、エネルギー消費が高い活動時間中に摂取することで、3時間おきが理想的とされますが、難しい場合は朝に摂ることが推奨されます。夜に摂取する場合は、寝る3時間前には摂取することが勧められます。
MCTオイルのおすすめとして、化学溶剤を一切使ってない安心の国産品をお勧めしておきます。スーパーで買うより安いし、安心で良いものを選びましょう。
MCTオイル250g 4本セット【メッセージ】中年こそ金森式ダイエット×ケトジェニックが良い理由
ここでは、私のような中年こそ、金森式ダイエットxケトジェニックをお勧めする理由を纏めます。
ぽっちゃり体系キャラを貫いてきた私は、ラーメン巡り、すし、揚げ物、スイーツなど、好きなものを食べてきました。当然のごとく体は生活習慣病のオンパレード状態になりました。昔の私のような、お腹がポッチャリさんな中年男性は本当によく見かけますが、体にガタが出てくる中年だからこそ、過去の自分を清算し、自分の体をいたわるタイミングだと思います。
社会経験も積み重ねてきて、論理的思考も身についている中年層だからこそ、理論と実践で納得して進められるダイエット法がマッチするのではないでしょうか?
過度な運動はしなくてよいし、家族持ち、仕事も責任は重くなっている中年には、運動ダイエットより理論でダイエットが合うと思います。
家族の為、老後の自分の為に、人生の後半戦に向けて、活力を取り戻し、死ぬまで元気でいる為に食生活を変え、体質を変える。そんなマインドセットで取り組みやすい年頃ではないかというのが、お勧めする理由です。
若い方にあえて、おすすめしない理由
私が散々食べてきたのに偉そうに「糖質、食べるな!」とは言えないから。ただそれだけです。
糖質からくる肌質悪化、集中力ダウン、メンタル不調、やる気が出ない、などが改善する効果も期待できるので、若い方でも金森式ダイエットを始めたいという方であれば、止めはしません。
例えば、子供の糖質量を抑えたら、集中力が増して成績が上がったなどの声もよく聞きます。ただ、子供に「甘いものをやめろ」というのは無理なんで我が家では、あきらめていて、年頃になったら選択肢として教えてあげようかな、くらいに考えています。
あと、金森式ダイエットは中途半端な糖質制限ではなく断糖で体質を変える作業なので、一度始めて、また糖質モードに戻してリバウンドしたりという、この行き来が体に負担がかかってしまうので、中途半端な覚悟でやるのは、良くないという面もあります。
なので、やるなら覚悟を決めてやったほうが良い。つまりは、まだまだ長生きしたい、若い時の体力任せだった集中力を取り戻したい、仕事もピークに忙しくなっていてパフォーマンスをもう一段上げたい、という切実な思いのある中年以降の方にお勧めしている訳です。
金森式ダイエット×かまいたち 山内さんの例
金森式実践者の山内さん、めちゃめちゃ痩せましたね。貼っておきます。
金森式ダイエットxケトジェニックに必要な準備
- 準備の流れ
- 金森ダイエット本。中途半端は危険、必ず読む
- 金森式ダイエット効果を高めるサプリたち
- 金森式ダイエットであると便利なガジェット
- まとめ:中年こそ金森式xケトジェニックで過去の自分を清算
金森式ダイエットを始める前の準備
- まず本を読んでベースの知識を身につける。さらに栄養学の本などに広げていくとよいが、もったいないならAudibleやAudiobook、Youtube、Xなどから情報を集める。
- 必要なサプリは効果を実感できてからでも遅くないが、B、MG、C、女性は鉄ぐらいは、ほぼ必須なので準備したほうがよい。→健康診断の結果などである程度分かるようになります。
- ケトメーターなどのガジェットはケト状態の確認の為あったほうがよい。慣れれば体の調子で分かるようになる。
金森ダイエット本。中途半端は危険、必ず読んでからスタート
金森式ダイエット効果を高めるサプリたち
鉄はキレートでマグネシウムもキレートですよー。
金森式ダイエットであると便利なガジェット
金森式ダイエットの推奨の調味料
金森式ダイエットで質の高い牛脂を推奨する理由は、栄養価が高く、オメガ3脂肪酸や共役リノール酸(CLA)が豊富であることです。スーパーの牛脂は質が一定でなく、添加物や保存料が含まれる場合が多く、お勧めしましていません。
まとめ:中年こそ金森式xケトジェニックで過去の自分を清算
いかがでしたでしょうか?最後まで読んでいただいた方は、大変そうだけど、チャレンジしてみようかなと少しでも思ってもらえたでしょうか?
自分の体というのは、一番大切なはずですが、仕事も忙しく、なかなかそれに気づけないまま、いつの間にか病気が進行して、手遅れになってしまうこともある年齢が中年以降です。私もその一歩手前でした。
食べたいものを食べ、駆使してきた自分の体とちゃんと向き合って、歳を重ねたからこそ、過度な運動ではなく、知識をもって自分の体と真剣に向き合ってみよう!と考えるのが、金森式ダイエット成功の秘訣であり、中年こそ、このダイエット法をお勧めする理由です。
繰り返しになりますが、あくまで個人の見解と経験の紹介になりますので、始める場合は、文献、情報をしっかり収集して理解してから進めてください。この方法に関しては、知識を詰め込んでから始めるほうが良いです。
この記事を読んでいただいた方の健康と未来が少しでも明るく活力のあるものなれば幸いです。