海底熟成ワインを贈り物にしようと考えているけど、「海底熟成ワインはまずい?」「海底熟成ワインって意味ない?」と考えている方もいるでしょう。
この記事では、海底熟成ワインの真実やその価値と魅力がどこにあるのか、その独特な製造背景やストーリーにロマンを感じる部分はどこなのか、掘り下げていきます。
そして、海底熟成ワインの歴史や通常のワインとの違いも観ていきながら、AmazonのCMで有名な海底熟成ワイン「サブリナ」を始め、人気の3つの海底熟成ワインブランドの特徴や口コミ評判を比較していきます。
海底熟成ワインを贈り物や自分へのご褒美として考えている方にとって、すべての情報が手に入るように纏めていきますので、ぜひ最後までお楽しみください。
- 海底熟成ワインの味や特徴、その独自性について
- 海底熟成ワインがなぜ生まれたのか理解できる
- 海底熟成ワインの熟成の進み方について
- AMAZONのCMで有名な「サブリナ」を始め、3つの海底熟成ワインの特徴や口コミ評判が分かる
海底熟成ワインって意味ない?まずい?魅力、評判を見ていこう
- 【海底熟成ワインの歴史】海底熟成ワインは、なぜ生まれた?
- 海底熟成ワインの効果とメリットは?
- 海底熟成ワインがまずい?意味が無い?と言われている理由
- 海底熟成ワインは英語で何といいますか?
- 海底熟成は何倍の速度で熟成が進むのか?
【海底熟成ワインの歴史】海底熟成ワインは、なぜ生まれた?
海底熟成ワインが生まれた背景には、「ロマン」と「偶然」が大きく関係しています。まず話題になったのは、1998年、スウェーデン沖で発見された沈没船「ジョンコピング号」から見つかったエドシック・モノポール(シャンパン)が、80年間も海底に眠っていたにもかかわらず良い状態で保存されていた時です。これをきっかけに、海底の環境がワインの熟成に適しているのではないかと考えられるようになりました。この「奇跡の発見」は海底でワインを熟成させることの可能性を示し、海底熟成ワインへの探求が始まりました。
そして、様々な研究を経て、現在の海底熟成ワインは、海中の微振動や安定した水温、紫外線が届かない環境を利用し、ワインの成分がまろやかでコクのある味わいに変わることを目指して作られています。
例えば、南アフリカ産のシラー種赤ワインを南伊豆の海底で熟成させた「SUBRINA(サブリナ)」は、11月から翌年6月までの約7か月間、海中で熟成されます。南伊豆の透明度の高い海はワインの熟成に最適な環境であり、ここで熟成されたワインはまろやかで飲みやすい味わいに仕上がると評判です。
また、スペインのバスク地方で作られる「Crusoe Treasure」のワインや、神奈川県三浦市で行われている「小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト」など、海底熟成ワインは世界各地でさまざまな手法で作られるようになっています。
【SUBRINA/サブリナ】海の記憶を心に刻むたった一つの贈りもの海底熟成ワインの効果とメリットは?
海底熟成ワインには、独自の熟成環境が生むさまざまな効果とメリットがあります。
- まろやかな味わい
海底の環境では微振動が常にワインに加わり、その影響でワインのタンニンや酸がまろやかに混ざり合うため、アルコールのピリピリ感が薄れ、香りが開き、全体的に滑らかで調和された味わいになります。例えば、南伊豆で熟成される「SUBRINA」は、ブラックチェリーやプラムの豊かな香りに、ジューシーな果実味とフレッシュな酸味が心地よく調和しています。 - 一定の水温による安定した熟成
海底の水温は15度前後で安定しており、ワインの熟成に理想的な環境です。温度の変動が少ないため、熟成が均一に進み、ワインが持つ本来の風味を最大限に引き出すことができます。 - 紫外線の影響を受けない
陸上での熟成では紫外線の影響が問題になることがありますが、海底では紫外線がほとんど届かないため、ワインの風味を損なうことなく熟成できます。 - ロマンと話題性
海底で熟成されるという独自の手法は、ワイン自体にロマンと話題性を付加します。ボトルに付いたフジツボや石灰藻などの自然が作り出したアートも一つの魅力です。プレゼントやイベントでの手みやげとしても、これらの特徴などを話しながらも煮あがることも出来ます。
海底熟成ワインがまずい?意味が無い?と言われている理由
海底熟成ワインには「まずい」「意味無い」と言われることがありますが、その主な理由は以下のとおりです。
- ボトルの汚れ
海底で長期間熟成させるため、ボトルには海藻やフジツボ、石灰藻といった海中の付着物が残り、ボトルが汚く見えることがあります。これがワインの品質に影響しているわけではありませんが、「汚い」という印象を与え、味に対する先入観を持たれる場合がある。 - 不適切な管理による劣化
沈没船から発見されたワインのように、海底の環境はワインの保存に適していますが、適切な管理がされていない場合、海水の浸入や温度の変化によってワインが劣化する可能性もゼロとは言えません。ただし、現在ブランディングされている海底熟成ワインについては、シーリングワックスなどで特別な封印が施されているのと、温度環境などについてのデータをしっかりとった上で発売されているので、この点の心配はほぼありません。 - 個人の味覚の違い
海底熟成ワインの特徴である「まろやかで飲みやすい味わい」を「物足りない」と感じる人もいます。特に、しっかりとしたタンニンや酸味を求めるワイン愛好家にとっては、海底熟成ワインが持つ柔らかい口当たりが好みに合わない人もいるようです。 - プラシーボ効果の疑念
海底熟成の効果が科学的に証明されていないため、「ただのプラシーボ効果ではないか?」という疑念を抱く人もいます。このため、海底熟成ワインを飲んでも通常のワインとの違いを感じられず、「意味ない」と評価する人もいるようです。 - 科学的根拠の不足
海底熟成が他の方法よりも効果的であることを証明するデータがまだ十分ではありません。その点で、「意味ない」という評価が出る場合もあるでしょう。
ただし、海底熟成ワインは「ロマン」や「話題性」も重要な要素です。自然が作り出したアートのようなボトルや、沈没船の話などの背景を知ることで、飲み手やプレゼントする相手との特別な体験が生まれます。この体験こそ、味わいにつながるのではないでしょうか。
海底熟成ワインは英語で何といいますか?
海底熟成ワインは英語で “Underwater Aged Wine” または “Sea-aged Wine” といいます。これらの表現は、ワインが海底で一定期間熟成される独特のプロセスを指しています。ラベルや商品説明にもこのような英語表記が用いられることが多く、国際的にもその意味が通じやすい表現です。
海底熟成は何倍の速度で熟成が進むのか?
海底熟成が陸上での熟成に比べて何倍の速度で進むかは、ワインの品種や熟成環境によって異なりますが、一般的には2~3倍の速度で熟成が進むとされています。
- 微振動の影響
海底の波や潮流が生む微振動がワインに常に伝わり、タンニンや酸が柔らかく混ざり合うため、通常よりも早く熟成が進むと考えられています。 - 安定した水温
前述のように海底では水温が安定しており、熟成に適した15度前後の環境に設置しているため、ワインの熟成が均一に進むことも速度の向上に寄与しています。 - 紫外線の影響なし
紫外線が届かない海底環境では、ワインが劣化することなく熟成を進めることができ、その結果、短期間でまろやかで飲みやすいワインが出来上がります。
このような条件が整った海底環境では、陸上での熟成に比べてワインが短期間で味わい深くなるとされており、海底熟成ワインは特別な味わいを楽しむことができるのです。
海底熟成ワインって意味ない?まずい?
【3選】海底熟成ワインの特徴・口コミ・評判
ここからは、市販されている海底熟成ワインの3ブランドの特徴や口コミ・評判を見ていきながら、海底熟成ワインが意味ないか、まずいというようなことがあるのか?実際の声を見ていきます。
- ①AmazonのCMで有名な海底熟成ワイン「SUBRINA/サブリナ」
- SUBRINA(サブリナ)の口コミ/評判
- ②西伊豆の魅力を詰め込んだ海底熟成ワイン「VOYAGE」
- 海底熟成ワイン「VOYAGE」の口コミ・評判
- ③アドリア海で育まれた奇跡のスパークリングワイン「MARE SANTO(マーレ・サント)」
- 「MARE SANTO(マーレ・サント)」の口コミ・評判
①AmazonのCMで有名な海底熟成ワイン「SUBRINA/サブリナ」
海底熟成ワインでおそらく一番知名度のある、CMでも有名になった「SUBRINA/サブリナ」。サブリナは独自の経験と技術で、海中で熟成させた特別なワインを提供する2011年に誕生したブランドです。その特徴的なボトルには、海底の環境で育まれた証である海洋生物や石灰藻が付着しており、見た目からサプライズ感があり、世界に一つだけのワインを手に入れられます。
また、サブリナのワインを熟成させる、南伊豆中木は、冬に荒れ、また黒潮の影響もあり比較的温暖な海水温ではありますが、SUBRINAが眠る海底セラーは川の水が入るため沖の海水温より2~3度程度海水温が低くワインに丁度良い温度の海底にで熟成されます。
海底熟成ワインは、この海の環境(音や振動)により味やストーリーが変ってくるので、この地域独特の味わいが生まれます。そういう意味で、南伊豆中木で熟成された海底熟成ワインはここでしか買えない唯一無二のワインと言えます。
【SUBRINA/サブリナ】海の記憶を心に刻むたった一つの贈りものサブリナのワインはどこの国のワイン?
サブリナのワインは、南アフリカ産のシラー種を100%使っています。特に、ステレンボッシュ・ゴールデントライアングル地域の「Graceland Vineyards」は、赤ワインの土壌として世界的に評価される産地です。
カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールほどのメジャー品種ではありませんが、骨格はしっかりしながらも滑らかなタンニンを持つ力強さと気品のあるブドウ品種です。
ローヌやオーストラリアが有名な産地ですが、 近年シラーは世界中で生産される人気品種となりました。中でも南アフリカの冷涼地域でつくられるクールクライメットシラーは世界中で高い評価を得ています。
太陽の光をたっぷりと浴びて果実は成熟し、豊かな果実味と柔らかなタンニンを育て、夜の冷涼な気候で酸を保持します。ローヌでもオーストラリアでもない穏やかながらも芯のしっかりとしたエレガントなフルボディのワインです。
SUBRINA(サブリナ)の口コミ/評判
良評
美味しかったです。個人的な意見で普通のよりまろやかで濃厚で上品です。一本10万円とかお高めの数々のワインを飲んできましたがそれらより一番濃厚でまろやかでアルコールって感じのあのキツさがなく上品な味に感じました。
今まで飲んできたワインで一番当たりでした♪私のには貝はついてなかったけど砂?みたいなのがビンについてました。海を感じられるワインです。珍しくて新鮮でした♪
お酒好きの友人へ結婚祝いとしてプレゼントしたのですが、もの凄〜く喜んでくれました!「海底熟成」は話題性や珍しさもあり、お酒好きの方への贈り物にはぴったりだったようで、選んで良かったです。次のお祝い事の際にいただくとのことで、味の感想はまだ聞けていないのですが、飲むのが本当に楽しみだと嬉しそうに言ってくれているので、贈った私も大満足です。
母のお誕生日プレゼントに購入しました。まずラッピングやボトルに高級感ありテンション上がりました♪お味もお値段に見合い、おいしかったです♡母もとても喜んでくれました!!コルクがロウで固めてあり開けるのが難しかったですが、説明の動画が付いていたので無事開けられました。
結論から言いますととても好評でした。
まず海で育てたワインの話題性とフジツボが付いている瓶の見た目によりまさしく沈没船から引き上げられた財宝みたいです。その後ワインをグラスに注ぐといい香りと色の濃いワインが現れみんなで大絶賛しながら飲んでるとあっという間になくなりました。次回も是非頼みたい一品です!
海底で熟成させたワインがあることを知り、どんな味なのだろう、いつかのんでみたいと思って数年、HPでSUBRINAを知りました。HPのかっこよさに惹かれたけど私には高級ワイン…
でも2000本しかないなんて貴重じゃない?とか、あの青い南伊豆の海だよ!とか、海底で管理する手間ひまを考えたら、と理由を探し、最後には今月自分の誕生日だからいいよねっ、と購入。石灰藻がどんなふうにボトルについているのかを楽しみに箱を開けたのに、ボトルに星屑のラッピング⁈と一瞬思ったり、密閉のワックスを剥ぎ取ってコルクの頂点を見た時『おぉ〜!』と声がもれたり。のむまでにひとしきり楽しめました。
味も憧れていた通り美味しかったです。コクがあってドライ過ぎず。海底熟成のおかげでしょうか。話題性も含めて、今度はお世話になっている方へのクリスマスプレゼントにしようと思います。梱包はマットな黒のしっかりした箱でしたので、深紅のリボンを直接かけて差し上げようと思案中。
悪評
開封直後は酸味が強めで舌先が少しピリッとします。デキャンティングをしっかりした方が味が良くなります。熟成不足なのかあまりシラーっぽさは感じられず、少し物足りない印象でした。海中だと通常の5倍程度のはやさで熟成が進むそうですが、2019年のワインを半年沈めただけだとあまり差は感じられません。
なお、我が家に届いたワインの瓶にはフジツボ等の付着はなく全体的に薄く石灰藻で白っぽくなっているだけでした。自然のものなのでばらつきがあるのは仕方ないですが、見た目での海中熟成らしさも味わえませんでした。
恥ずかしながらCMに釣られて買いました。恥ずかしくて穴があれば入りたいです。照れます。1万超えのワインにしては美味しくないです。演出を出したり贈り物にはいいかもしれません。
値段に対して、この程度か…という感想、勿論、不味くはないがこの額を払うのであらば一部の貴腐ワインは購入出来るので正直に言うと貴腐ワインの方がお勧めできる
※アマゾン公式ショップレビューを引用
総合評価は4.6と高評価が多いのは間違いありませんが、値段や費用対効果に対するコメントがいくつかありました。味にうるさい通の方をうならせるというのは難しいのかもしれませんが、演出としての価値も含めて総合的に判断しましょう。総じて、味は十分美味しく、二つとない唯一のプレゼントとしての価値は大きいでしょう。
【公式ショップ】南伊豆の海底熟成ワイン SUBRINA/サブリナ/あの人の大切な日。覚えてますか。②西伊豆の魅力を詰め込んだ海底熟成ワイン「VOYAGE」
西伊豆の美しい海に沈められ、半年間海底で熟成させた海底熟成ワイン「VOYAGE(ヴォヤージ)」は、名前の通り「旅」や「航海」を意味し、新たな門出を祝うのにふさわしいワインです。
このワインは、西伊豆の海底で紫外線の届かない約15メートルの深さに沈め、15~19度の一定の海水温の中で、微振動を受けながら熟成されます。
こだわりの手作業による海底熟成
VOYAGEは、防水キャップを一本一本丁寧に手作業で取り付けられ、西伊豆のダイバーたちによって海底へ沈められました。ボトルが海水に直接触れることで、自然が作り出す美しい生物がボトルに付着し、視覚的にも楽しめる一品です。その風貌は、まるで自然が描いたアートのようで、海底熟成の過程が生み出す唯一無二のビジュアルが特徴です。
ワインの味わいと熟成の魅力
VOYAGEでは、特にフルボディの赤ワインを厳選し、熟成による味の変化を楽しむことができます。フランス産、イタリア産、チリ産など、複数の種類を取り揃えており、それぞれ異なる産地のワインが、海底熟成によってどのように変化するのかを比較しながら味わうことができます。
西伊豆の活性化を目指して
このVOYAGEプロジェクトは、西伊豆の漁協やダイバーたちの協力により実現しました。西伊豆の豊かな自然資源を活用し、地域の活性化を図る取り組みの一環として、ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。このワインを通じて、西伊豆の美しい海の魅力をより多くの方に知っていただきたいという思いが込められています。
ギフトにも最適なVOYAGE
「旅」を意味するVOYAGEは、新しい旅立ちや門出を祝うのにぴったりなギフトとしても人気です。専用のギフトボックスに入れ、送料無料でお届けします。航海をイメージした特別なギフト包装も用意しており、大切な方への贈り物としても最適です。
海底熟成ワイン「VOYAGE」の口コミ・評判
お酒好きの方にプレゼントを探していて、テレビか何かで前に見た海底熟成ワインをたまたま見つけたので購入してみよう!と思い購入しました。 私は全くワインが飲めないのですが、そんな私でも知ってる海底熟成ワイン、ワイン好きなら知ってるだろうと思って渡したら全くご存知無かったみたいで、珍しいねと喜ばれました。 味も美味しいと言ってもらえました。
旦那さんのお誕生日の為に購入。赤ワイン好きの旦那は飲みやすい美味しいと満足してました。プレゼントにして良かったです。ビンも海の底にいた感じがお洒落で良かったです。
注文してすぐに届けていただきました。1週間かからなかったのはびっくりでした。見た目は本当に海中に沈んでいたことを思わせる状態で、なんだか気持ちが上がりました。どのタイミングで飲もうかと思いながらとりあえずワインセラーに置いておきました。開ける日が楽しみです。ありがとうございました。 (とある、ふるさと納税のイベントで拝見させていただいて興味を持ちました。その節はご説明いただきありがとうございました)
※楽天レビューから引用
以上、VOYAGEの口コミはSUBRINA(サブリナ)と比較すると評価が少ないですが、配送遅れ以外に味などに関する悪い口コミはなく、総じて、良い口コミが占めました。また、見た目の朽ちた感じがよく出ているという声が多く、海底熟成ワインらしい海底熟成ワインです。特色々なワインから選べる選択肢があるの評価できるポイントと言えます。
③アドリア海で育まれた奇跡のスパークリングワイン
「MARE SANTO(マーレ・サント)」
「海の宝石」と称されるスパークリングワイン、MARE SANTO(マーレ・サント) は、アドリア海の海底で1年間熟成される特別なワインです。ワインにとって理想的な環境とされる湿度70%、温度13℃(±2℃)に加え、海の絶え間ない振動がもたらす独自の熟成方法によって、フレッシュな果実味や酸味を残しながらも、まろやかでエレガントな味わいに仕上がります。
海底熟成という奇跡
アドリア海の海底は、空気中の800倍の密度を持ち、波や海流が24時間365日ワインに細やかな振動を与え続けます。この環境下でワインがゆっくりと熟成され、香りは豊かに開き、味わいは角が取れた滑らかなものへと変貌します。この手法は、かつて地域の人々がワインを海や川に沈め保存していたという古い風習から着想を得たものです。偶然生まれた「忘れ去られたワイン」の素晴らしい味を再現するために、このプロジェクトが始まりました。
こだわりのスパークリングワイン造り
マーレ・サントは、その熟成に至るまでの過程にもこだわりが詰まっています。まず、完熟前のフレッシュな酸味を保つため、自社畑で最良のブドウを手摘みで収穫します。その後、品種ごとに分けて発酵を行い、12カ月間静置させて安定させます。さらに、酵母と糖分を加えて二次発酵させた後、澱とともに12カ月熟成。この手間暇かけたプロセスによって、フレッシュさを残しながらも、バランスのとれた味わいが生まれます。
海底での一年間の熟成
ワインが完成すると、瓶詰めされ、海底へと沈められます。水深20mのアドリア海の海底では、二次発酵がわずかに進行し、常に揺れた状態で熟成されます。この特殊な環境のおかげで、酸化のリスクがない上に、ボトル内の圧力が安定し、非常に細かくエレガントな泡が生まれます。味わいはフレッシュさを保ちながらも、まろやかな口当たりへと変わり、他にはないユニークな風味が完成します。
ギフトにも最適な「海の宝」
「MARE SANTO」は、まさに海の恵みが育んだ宝物のような存在です。専用のギフトボックスに包まれて届けられるこのワインは、ボックスを開ける瞬間の期待感と高揚感もまた格別です。アドリア海から掘り出された宝物を開けるような感動を味わえるため、贈答品としても大変喜ばれています。
ワインショップソムリエのこだわり
この特別なワインを提供するワインショップソムリエは、プロのソムリエたちが厳選した美味しいワインだけを取り扱っています。また、直輸入・直販によって中間マージンをカットし、品質を保ちながらもお手頃な価格で提供しています。現地の味わいをそのままお届けするために、定温管理されたリーファーコンテナで輸送し、新鮮な状態で日本に届けています。
アドリア海で育まれた奇跡のスパークリングワイン「MARE SANTO」。そのユニークな熟成方法と特別な味わいを、ぜひ一度お試しください。ギフトとしても、特別な瞬間を彩る一品としても最適です。
「MARE SANTO(マーレ・サント)」の口コミ・評判
スパークリングワインで、針金を外した瞬間に、コルクが抜けました。味は美味しくて、複雑で、アルコールは苦手ですが、こちらはアルコール感が少なく、深い味わいで美味しくいただけました。シンプルな辛口ワインとは比較になりませんでした。しかし、普段はお酒を飲まないので、価格に見合った味かは判断できません。
箱を開けた時のインパクトが大きすぎて、初めは「何だこれは」と言った感じで言葉を失ってしまいました。同封のリーフレットを読むと、海底で熟成された際に貝などが付着しているので、同じものがなく世界に1本だけのボトルなので、これを考えた方は素晴らしいと思いました。スパークリングワイン特有の針金でコルクが抑えられているので、針金を取り除くと直ぐにコルクが飛び出してきたので驚きました。開封の際は錆や貝殻カスなどが落ちるので、汚れても良い紙などの上で作業した方が良いです。
ワクワクしながらワイングラスに注ぐと、かなり炭酸が強くシャワシャワと勢いよく泡が溢れ出てくるので、ゆっくりと注ぐことをお勧めします。
味はスッキリした嫌みのない辛口で、フルーティーな香りのとても美味しいスパークリングワインでした。今度はワイン好きの知人にプレゼンしたいと思いました。
わぁ!すごっ!!高級感があり、凄く喜んで貰いました。
この海底熟成ワインギフトボックスは、まさに素晴らしい贈り物でした。上司の誕生日に喜んでもらえるか心配していましたが、このワインを選んで本当に良かったです。賞を受賞しているだけあって、品質は本当に素晴らしかったです。上司からもとても喜んでもらえて、私もとても嬉しかったです。
上司へのリスペクトと感謝の気持ちを表すために、この贈り物を選んで本当に正解でした。2024年パリオリンピック公式採用のワインというだけでも特別感がありますね。また、ギフトボックスも素敵なデザインで、プレゼントする際の雰囲気も良かったです。上司にとっても、きっと特別な思い出になることでしょう。
マーレ・サント・キュヴェ・プレステージ 海底熟成スパークリングワインです。2024年パリオリンピックの公式ワインに選ばれた、非常に特別なスパークリングワインです。海藻やミネラルを思わせるような複雑で奥深い味わいが特徴で、今まで味わったことのないような新鮮な体験でした。
海底熟成というユニークな製法で作られたその味わいは、他のスパークリングワインとは一線を画しています。
まさに贈答用といった見た目のインパクトのある商品です。届いた物は販売ページの画像よりも石灰藻などの付着は少なめでした。ただならぬ雰囲気で開封前からわくわくして楽しめます。プレゼントにする場合はこういった商品の特性や価値を理解している方に贈る必要があるなと思いました。
お箱が紙なので高級感は やや劣るのがもったいないです。開封は少し面倒です。楽しめるなら良しという感じです。お味は飲みやすくすっきりした味わいです。まろやかさも感じますがアルコール度数が高めに感じました。
※アマゾンレビューより引用
以上、こちらも悪評はほぼなく、その見た目のインパクトと味の良さを評価する評判がほとんどを占めています。また、アドリア海で1年間熟成された海底熟成ワインということもあり、見た目のエイジングも進んで製品が多いようで、沈没船や世界の歴史に思いを馳せて飲むスパークリングワインは特別感を演出してくれるでしょう。
まとめ:海底熟成ワインって意味ない?まずい?魅力、効果の確認
以上、海底熟成ワインについて、詳しく見ていきました。味はもちろんのこと、歴史やストーリーに思いを馳せ、サプライズを演出できる海底熟成ワインは、きっと贈る人も飲んだことが無い人がほとんどだと思います。ぜひ、一度お試しください!
最後に、記事の内容を纏めます。
- 海底熟成ワインは、1998年の「ジョンコピング号」から発見されたシャンパンがきっかけで注目された
- 海底環境は微振動や安定した水温により、まろやかでコクのある味わいを作り出す
- 海底熟成ワインは、一般的に陸上熟成の2~3倍の速度で熟成が進む
- 微振動によってタンニンや酸が柔らかく混ざり合い、全体的に滑らかな味わいになる
- 海底の水温は15度前後で安定しており、熟成が均一に進む
- 海底では紫外線の影響がほとんどなく、ワインの風味を損なうことがない
- ボトルにフジツボや石灰藻が付着し、独自のロマンと話題性を持つ
- お酒には、シンプルなストーリーが会話を生み、良い味わいにつながる
- サブリナのワインは南アフリカ産のシラー種を100%使用
- ステレンボッシュ・ゴールデントライアングル地域の「Graceland Vineyards」がワイナリー
- サブリナのワインは南伊豆の海底で約7ヶ月間熟成される
- 海底熟成ワインは「まずい」「意味ない」と言われる背景
- ボトルに付着したフジツボや海藻が見た目に汚い印象を与える
- 管理が不適切だと海水の浸入でワインが劣化する可能性がある
- 海底熟成ワインのまろやかな味わいを物足りなく感じる人もいる
- 科学的根拠が不十分でプラシーボ効果だとする意見もある
- 贈り物として話題性や珍しさがあり、プレゼントには最適
- 海底熟成ワインは沈没船の宝物のようなロマンを感じさせる
- 「VOYAGE」は旅を意味し、西伊豆の海底で熟成され、複数のワインを選べる
- 「MARE SANTO(マーレ・サント)」はアドリア海で1年熟成されたスパークリングワイン
- 「MARE SANTO(マーレ・サント)」はパリ五輪記念モデルなどが販売されている