Plaud Note Proが登場し、AIボイスレコーダー選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。特にPlaud Note(無印)との違いや、ウェアラブル型のPlaud NotePinとどっちが良いのか、比較情報が気になりますよね。実際のレビューや口コミを見ても、価格に見合う価値があるのか、アプリの料金体系はどうなっているのかなど、疑問は尽きないものです。
私自身も新しいガジェットが出るたびに「本当に買い替えるべきかな」と悩みます。そこで今回は、最新のPlaud Note Proを入手し、既存モデルと徹底的に比較して纏めました。
特に、Plaud Note(無印)との性能差のベンチマークも、実機テストで行ってみます。この記事を読めば、あなたのワークスタイルに最適な1台が必ず見つかります。
- 最新モデルPlaud Note ProとPlaud Note(無印)・Pinの具体的なスペック比較
- 【実機検証】気になっていた「厚み」と「悪条件での録音性能」は?
- 価格差約3,000円に見合う価値があるかのコストパフォーマンス分析
- あなたの仕事内容や利用シーンに合わせた最適なモデルの選び方
Plaud Note Proの比較でわかる進化点
まずは、2025年10月に登場した最新のフラッグシップモデル「Plaud Note Pro」が、これまでのモデルとどう違うのかを詳しく見ていきましょう。ここではスペックの違いだけでなく、実際の使用感やコスト面も含めて、多角的に比較していきます。単なる数値の羅列ではなく、「それが現場でどう活きるのか?」という視点で深掘りします。
- Plaud Note ProとPlaud Note(無印)の違いを検証
- 実機レビュー:「厚み」と「悪条件」での性能差
- Plaud Note Proの価格とコスパ分析
- PLAUDアプリの料金体系とプラン解説
- PlaudNote Pro/Plaud NotePinとどっちを選ぶべきか
Plaud Note ProとPlaud Note(無印)の違いを検証
「Pro」と名前がついているだけあって、今回の進化はかなり気合が入っています。一番わかりやすい違いはディスプレイがついたことですが、中身も別物レベルで強化されているんです。Plaud Note(無印)を使っていて「ここが惜しいな」と感じていた部分が、ほぼ全て解消されたと言っても過言ではありません。まずは主要な3機種のスペックを整理してみましょう。
| 比較項目 | Plaud Note Pro (最新) | Plaud Note (無印) | Plaud NotePin (ウェアラブル) |
|---|---|---|---|
| イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| ディスプレイ | あり (0.95インチ有機EL) | なし | なし |
| マイク | 4基 MEMS + VPU (AI指向性) | 2基 MEMS + VPU | 2基 MEMS |
| 集音範囲 | 最大 5m〜10m | 最大 3m | 近距離〜3m |
| 録音モード | スマートデュアル (自動判別) | 物理スイッチ (手動切替) | 通常録音のみ (通話非推奨) |
| バッテリー | 最大50時間 (省電力モード) | 最大30時間 | 最大20時間 |
| ストレージ | 64GB (約480時間) | 64GB | 64GB |
| 参考価格(税込) | 30,800円 | 27,500円 | 27,500円 |
スマートデュアルモードが革新的
個人的に一番大きいと感じる違いは、「録音モードの自動切り替え(スマートデュアルモード)」です。
Plaud Note(無印)を使っているとき、物理スイッチを「通話モード」にしたまま会議に出てしまったり、逆に「会議モード」のまま電話に出てしまったりして、音声が綺麗に撮れていなかった…なんて失敗が結構ありました。
しかしProでは、振動センサーとAIが「今はスマホで通話中だな」「今は机の上で会議中だな」と判断して勝手にモードを切り替えてくれます。これにより、ユーザーは「スイッチを切り替える」という意識すら持つ必要がなくなり、録音ミスが劇的に減ります。
バッテリーとハードウェアの強化
バッテリー持ちも最大30時間から50時間へと大幅に伸びました。これは、例えば1日5時間の会議があるとしても、充電なしで2週間近く使える計算になります。
頻繁に充電しなくていいというのは、忙しいビジネスパーソンにとって地味ですが非常に大きなメリットです。
また、筐体には引き続きアルミニウム合金とCorning社製Gorilla Glassが採用されており、薄さ2.99mmというクレジットカードサイズを維持しながら、高級感と耐久性を両立しています。
以前私が執筆したPlaud NoteとPlaudNotepinのレビュー記事でも触れましたが、無印モデルもAIボイスレコーダーブームを作った名機でした。しかし、Proの進化を知ってしまうと、今から無印を選ぶ理由は「少しでも安く」以外に見当たらなくなってきます。
ここがポイント!
Proはディスプレイ搭載により、スマホアプリを開かなくても「電池残量」「録音状態」「ストレージ残量」が一目で確認できます。「ちゃんと撮れてるかな?」という不安から解放されるのはデカいです。

実機レビュー:「厚み」と「悪条件」での性能差
ここからは、実際にPlaud Note Proを使って検証した結果をお伝えします。特に気になっていたのが「ディスプレイがついたことによる厚み」と、Plaud Note(無印)では弱点となることがあった「悪条件での録音性能」です。
【検証1】厚み比較:MagSafeでの違和感は?

Proのスペック上の厚みは2.99mm〜(最薄部)ですが、カメラやボタン部分に若干の隆起があります。Plaud Note(無印)と比較してみると、確かに数値上はごくわずかに厚くなっていますが、手に持った感覚としては「誤差の範囲」と言えます。

実際にiPhoneの背面にMagSafeケースで貼り付けてポケットに入れてみましたが、引っかかりや違和感は全くありませんでした。財布に入れる場合でも、クレジットカード2〜3枚分の厚みスペースがあれば十分収まります。画面がついたからといって、携帯性が損なわれたという印象は皆無です。

【検証2】「悪条件」での実性能テスト
当サイトのPlaud NoteとPlaudNotepinのレビュー記事において、録音及び誤字率検証を行いましたが今回も2条件でテストしてみたいとおみます。
①PlaudNote(無印)の音声データ(40㎝の距離)
こちらは前回も検証した、Plaudnote(無印)をWEB会議で使っている前提でPCスピーカーの音を拾った音源です。この場合の誤字率は以下の数値で、文字起こし要約性能としては全く問題ないレベルでした。
<文字起こし結果>
誤字箇所≒15ヵ所程度
誤字率:0.6%
②Plaud Note Proの音声データ(40㎝の距離)
こちらは同条件でPlaud Note Proで録音したデータです。さすがにこの距離では音声の違いを判別するのはむずかしく、PlaudNote(無印)でも十分機能しているなと言う感想です。ただし、PlaudnoteProで録音したこの音声の結果は。。。
<文字起こし結果>
誤字箇所≒0ヵ所程度
誤字率:0%
誤字率0%でした。これはAI性能の向上によるものかもしれませんが、この距離での会議録音という前提では不安はほとんどなくなりました。
③Plaud Note Proの録音データ(約3Mの距離)
こちらは同じPCスピーカーの音声データでPlaud Note Proを約3mの距離の場所に置いて録音したデータです。この点において、PlaudNote(無印)では距離が離れるとそれに応じて音声が弱くなる印象がありましたが、強化されたマイク性能を実感できました。
これは、一定の広さの会議室でPlaudNoteProを置いて、会議しても音声がほぼクリアに録音できるという事を意味しますので、会社で利用されている方にとってはかなり嬉しい強化ポイントと言えるでしょう。
<文字起こし結果>
誤字箇所≒0ヵ所程度
誤字率:0%
そして、この音声ならそうかなとも思いましたが、、こちらも誤字率0%になりました。とうとうここまで来たかという感想です。
結論
今回の結果から、スマホ用としては良かったけど、広めの会議室での録音だと少し弱いなと感じていた、PlaudNote(無印)の弱点が、大幅に改善されていることが確認できました。これで、3300円の差と考えれば、現状ではPlaudNotePro一択と言って間違いないでしょう。
Plaud Note Proの価格とコスパ分析
さて、一番気になるお値段の話です。定価ベースで見ると、最新のProが30,800円、Plaud Note(無印)とPinが27,500円(いずれも税込参考価格)。その差はたったの3,300円です。この価格設定を見たとき、私は正直「メーカーはPlaud Note(無印)を売る気がないのかな?」と思ってしまいました。
3,300円の差額で得られるもの
具体的に3,300円の追加投資で何が得られるかを考えてみましょう。
- 情報をいつでも確認できる有機ELディスプレイ
- 前述の通り、悪条件でも声を拾う4基のマイクシステム
- 録音ミスを防ぐスマートデュアルモード
- 充電頻度を減らせる最大50時間のバッテリー寿命
これだけの機能差があって、価格差がランチ3回分程度というのは、破格と言わざるを得ません。正直に言ってしまうと、これから新品を買うなら、迷わずProを選ぶべきだと思います。コストパフォーマンスはProが圧倒的です。
また、不定期で10~20%OFFの割引セールが行われていることもあり、当サイトでもセール時はトップにバナーを貼るようにしていますので、その時期を選んでいただくのが最もお得に最高のAIボイスレコーダーを購入できる時期と言えるでしょう。
Plaud Note(無印)を選ぶメリットはあるか?
逆に言うと、Plaud Note(無印)を今から定価で買うメリットはかなり薄くなっています。もし無印を選ぶ理由があるとしたら、それは「中古市場」です。Proの登場により、Plaud Note(無印)を手放すユーザーが増え、フリマアプリなどで状態の良い中古品が1万円台〜2万円前半で出回る可能性があります。
「とにかく安くAIボイスレコーダーを試してみたい」という方であれば、中古の無印を狙うのも賢い選択肢の一つです。しかし、長く仕事の相棒として使うのであれば、3,300円をケチらずにProを買ったほうが、後々の満足度は高いはずです。
PLAUDアプリの料金体系とプラン解説
本体価格とは別に、AI機能を使うためのランニングコストも気になりますよね。結論から言うと、PLAUDアプリのAIメンバーシップ料金は全機種共通です。
2025年現在の最新プラン体系は以下の通りです。特に注目すべきは、文字起こし時間が「無制限」になる最上位プランの登場です。
| プラン名 | 料金 (年額一括払い時の月額換算) | 月間文字起こし時間 | 特徴・想定ユーザー |
|---|---|---|---|
| Starter (無料) | 無料 | 300分 / 月 | まずはここから お試しや、週1程度の会議利用に。 |
| Pro | 月額 1,400円 | 1,200分 / 月 | 標準プラン 毎日会議がある一般的なビジネスマン向け。 |
| Unlimited | 月額 約3,333円 | 無制限 | 使い放題 残時間を気にしたくないヘビーユーザー、専門職向け。 |
全プラン共通の強力なAI機能
特筆すべきは、無料プランであっても使用できるAIモデルや機能に差がない点です。どのプランを選んでも、以下の高度な機能が利用可能です。
- 最新LLMの利用: GPT-5.1、Gemini 3 Pro、Claude Sonnet 4など、その時点での最高峰AIモデルを選択可能。
- 豊富な要約テンプレート: 10,000種類以上のプロ向けテンプレートや、カスタムテンプレート機能により、業種に特化した議事録が作れます。
- 高度なセキュリティ: GDPRやSOC IIなどの国際基準に準拠しており、機密情報も安心して扱えます。
Unlimitedプランの衝撃
これまで「Proプラン(月間1,200分)」でも足りなかった、弁護士、ライター、コンサルタントの方には、新設された「Unlimited(無制限)プラン」が革命的です。月額約3,000円台で、時間を一切気にせず「人生のすべて」を記録・AI化できると考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。まさにライフログですね。
筆者の一押し裏技
少し裏技ですが、私は、Audibleのようなオーディオブックサービスでビジネス書をPlaudNoteに聴かせて、要約させるという事によく使います。小説なら風情がないですがビジネス書の知識を効率よくインプットするには、とてつもなく効果的です。
よくビジネス書を買っては、手に入る知識は1,2ページ分だったな。と思って後悔したり、Audibleで聞いているだけでは頭に残らないな、と思う事がありますが、それが一気に解決します。
ただ、この裏技を気兼ねなく実行するには、やはりUnlimited(無制限)プランが最適です。この裏技は一例ですが、AIレコーダーを使っていると、このような利用法をがいくつも思いついてきます。そうすると、Unlimitedプランが、いかに安いサービスか実感できてくると思います。
補足情報
本体購入時には「Starter(無料)」プランが永続的に付帯します。まずは無料で使い心地を試し、文字起こし時間が足りなくなってからProやUnlimitedへのアップグレードを検討するのが賢い始め方です。1年プランの購入はPlaudの公式サイトからや、アプリからでもいつでも購入が可能です。公式サイトで割引セールが不定期であるので、それに合わせて買うのもオススメですよ。
PlaudNote Pro/Plaud NotePinとどっちを選ぶべきか
ここで悩ましいのが、カプセル型の「Plaud NotePin」との比較です。ProとPinは、同じAIボイスレコーダーでも、そもそも目指している方向性が全く違います。
「記録の確実性」か「ウェアラブルの自由」か
- Plaud Note Pro: 「記録の確実性」重視。スマホと一緒に持ち歩き、通話も対面会議もしっかり残す万能型。MagSafeでスマホに貼り付けるスタイルなので、スマホを常に手元に置くデスクワーカーに最適です。
- Plaud NotePin: 「身軽さ」重視。首から下げたり、胸ポケットにクリップしたり、リストバンドにしたりして、いつでもどこでも会話を拾うウェアラブル型。スマホを持たずに移動するシーンが多い人に適しています。
決定的な違いは「通話録音」
最大の違いは「通話録音」への対応です。Proは振動センサーを使って、スマホ内部の音声を物理的に拾う「通話録音モード」に特化しています。一方、NotePinはその形状ゆえに、スマホの通話を綺麗に録音するのは苦手です(スピーカーフォンにすれば録れますが、スマートではありません)。
もしあなたが、デスクワークや定例会議、電話対応がメインならPro一択です。一方で、医療現場や建設現場、あるいは立ち話が多い営業職や医師などの対話と作業が一体化している職業で「スマホすら取り出すのが面倒」「両手を塞ぎたくない」という状況なら、Pinの機動力が活きてきます。
Plaud Note Proの比較から見る選び方
ここまではスペックや機能の違い、実機でのレビューを見てきましたが、ここからは「あなたの仕事にはどれが合うの?」という視点で、具体的な選び方を深掘りしていきます。自分自身の働き方をイメージしながら読み進めてみてください。
- 画面搭載による操作性の変化
- マイク性能とAI機能の比較
- 経営者や会議が多い人の活用法
- 現場仕事ならNotePinがおすすめ
- (FAQ)Plaud Note Proに関するよくある質問
- Plaud Note Proの比較による結論
画面搭載による操作性の変化
Proに搭載された有機ELディスプレイは、単なる飾りではありません。これが仕事の効率を地味に、でも確実に上げてくれます。
例えば、大事な商談の直前に「あれ、充電あったっけ?」「容量足りるかな?」と不安になったことはありませんか? Plaud Note(無印)だとスマホを取り出してアプリと接続して確認する必要がありましたが、Proなら本体を軽く見るだけ。この「1秒で確認できる」スピード感は、忙しいビジネスパーソンにとって大きな武器になります。
また、録音中に波形が動いているのが見える(または録音タイマーが動く)だけで、「あ、ちゃんと動いてるな」と確信できるため、心理的なストレスが全く違います。この「確認コストの削減」こそが、Proを使う最大のメリットかもしれません。
マイク性能とAI機能の比較
マイク性能の違いも、選び方の重要なポイントです。Proはマイクを4基搭載し、さらにAIによる指向性収音技術が入っています。これが何を意味するかというと、「広い会議室でも使える」ということです。
Plaud Note(無印)やPinのマイク(2基)だと、どうしても近くの声はクリアだけど、テーブルの端にいる人の声が小さくなりがちでした。Proなら最大5m〜10mくらいの範囲でもしっかり声を拾ってくれるので、大会議室での役員会議などでも安心して使えます。さらに、話者を識別するダイアライゼーション機能(誰が話したかを分ける機能)も、マイクの性能が良いほど精度が上がります。「誰の発言か」を正確に記録したいなら、ハードウェア性能が高いProを選ぶべきです。
経営者や会議が多い人の活用法
もしあなたが経営者やプロジェクトマネージャー、コンサルタントなら、おすすめは間違いなくPlaud Note Proです。
理由はシンプルで、「取りこぼしが許されないから」です。重要な意思決定の場の録音、クライアントとの通話記録、それらを自動で判別して最高音質で残せる信頼性はProならでは。
会議中に「ここ重要!」と思ったら物理ボタンを押してタグ付けし、あとで秘書のようにAIに要点をまとめてもらう。このワークフローが完成すれば、生産性は劇的に向上します。また、Proの高級感あるデザインは、クライアントの前に出しても恥ずかしくないという点でも、ビジネスリーダーに向いています。
現場仕事ならNotePinがおすすめ
一方で、デスクに座っている時間が短い方には、NotePinが輝きます。看護師さん、介護職、現場監督、あるいは外回りの多いルート営業の方などです。
Pinの強みは「相手に意識させない」こと。カプセル型の小さなアクセサリーに見えるので、会話の相手に「録音されています」という威圧感を与えにくいんです。首から下げておいて、必要な時にサッとタップして録音開始。
この「常に身につけている」スタイルに価値を感じるなら、Pinを選ぶべきでしょう。バッテリーは20時間とProより短いですが、毎日充電する習慣があれば問題ありません。また、軽量(約16g)なので、一日中つけていても肩が凝らないのもメリットです。
コスパ重視ならPlaud Note(無印)かProか
「できるだけ安く済ませたい」という場合、Plaud Note(無印)を選ぶべきでしょうか? 私の意見としては、「3,000円程度の差なら無理をしてでもProを買ったほうが後悔しない」です。
画面がないことによる「録音できてるかな?」という日々の小さなストレスは、長く使うほど積み重なります。また、Proの方がバッテリー持ちも圧倒的に良い(最大50時間 vs 30時間)ので、充電の手間も減ります。無印を選ぶのは、フリマアプリなどで「半額近くで買える」といった明確な価格メリットがある場合だけで良いかなと思います。新品価格差が小さい現状では、リセールバリュー(手放す時の価格)を考えても、最新のProを買っておく方が経済的合理的だと言えます。
選び方のまとめ
迷ったら「Pro」が正解。特殊な用途(ウェアラブル必須)がある場合のみ「Pin」。予算が極端に限られる中古狙いなら「Plaud Note(無印)」。これがファイナルアンサーです。
(FAQ)Plaud Note Proに関するよくある質問
最後に、購入を検討している方からよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。細かい仕様や使い勝手について、疑問を解消しておきましょう。
Q. Plaud Note(無印)のケースはProでも使えますか?
基本的には「Pro専用ケース」の使用が推奨されます。Proと無印は縦横のサイズはほぼ同じですが、Proの方が機能が増えた分、わずかに厚みが増しているのと、マイクやボタンの配置が異なります。入ることは入りますが出し辛くなり、マイク性能や操作性に影響があるかもしれませんので、専用のMagsafeケースを使うのが無難です。
Q. Plaud Note(無印)の充電ケーブルはProでも使えますか?
はい。形状は同じです。ただしPlaudNoteの充電ケーブルは専用品なので、断線などで使えなくなるとケーブルだけPlaudから購入する必要があるので、保管には注意しましょう。
Q. 通話録音をする際、相手に「録音しています」という通知はいきますか?
いいえ、通知はいきません。Plaud Note Proの通話録音は、スマートフォンの内部システムに介入するわけではなく、振動センサー(骨伝導のような仕組み)を使って物理的に音を拾う仕組みです。そのため、ZoomやTeams、通常の電話アプリを使っていても、相手のスマホに通知が表示されることはありません。ただし、トラブル防止のために、重要な商談などでは事前に一言断るのがマナーですね。
Q. オフライン環境(ネットがない場所)でも使えますか?
「録音」自体はオフラインで全く問題なく行えます。本体に64GBのストレージがあるので、ネットがない飛行機の中や地下室でも録音は可能です。ただし、「文字起こし」や「AI要約」をする際には、スマホアプリと連携してインターネットに接続する必要があります。現場で録音だけしておき、オフィスや自宅のWi-Fi環境に戻ってから同期して要約させる、という使い方が一般的です。
Q. AndroidスマホでもiPhoneと同じように使えますか?
はい、Androidでも問題なく使用できます。専用アプリはiOSとAndroidの両方に対応しています。ただし、AndroidスマホにはiPhoneのような「MagSafe(磁石)」が標準装備されていない機種が多いため、付属のマグネットリング(MagSafeリング)をスマホケースの背面に貼り付けて、そこにPlaud Note Proを吸着させる形で使用することになります。
Q. Ultimateプランなどは途中から変更できますか?
はい、プランの変更はアプリ内からいつでも可能です。最初は無料のスタータープランで様子を見て、会議が増える時期だけプロプランやUltimateプランにアップグレードし、落ち着いたら戻すといった運用も可能です(※契約期間の縛り等は公式サイトで最新情報をご確認ください)。自分のペースに合わせて無駄なく使えるのがPLAUDの魅力の一つですね。
Plaud Note Proの比較による結論
今回はPlaud Note Proを中心に、NotePinやPlaud Note(無印)との比較をしてきました。結論として、Proは単なるマイナーチェンジではなく、ユーザーの不満点を解消した正当進化版と言えます。
画面がついたことによる利便性、バッテリー容量の向上による安心感、マイク性能向上による対応力の広さ、そしてスマートデュアルモードによる操作の簡略化。これだけの機能差があって価格差が3,300円なら、これからAIボイスレコーダーを導入する方にとってPlaud Note Proがベストバイだと言えます。
たかがボイスレコーダー、されどボイスレコーダー。会議の議事録作成に掛けてきた労力や「言った言わない」の確認作業に使ってきた時間を、もっとクリエイティブな仕事に使えるようにしてください。
ぜひあなたのワークスタイルに合った1台を手に入れて、面倒な記録作業や書くことから解放される「未来の働き方」を体験してみてくださいね。




