我が家の空気入れが必要な物を整理してみると、浮き輪やビニールプール、バランスボールに自転車3台、そして近所使いに使っている電動キックボードと自動車の空気圧チェックなど、空気を維持しなければいけないものというのは、意外と多いことに気付きます。
ですが、それらが、あまりに”日常”すぎて、その不便さやムダに気付いていないということは、皆さんにも心当たりがないでしょうか?
今回は、そんな動機で、電動空気入れを探し始め、実際に購入した日本製のおすすめ電動空気入れPANP(パンプ)について、詳しく、レビューをしていきと思います。
同じように日本製の電動空気入れのおすすめ品を探されている方にとって、参考になる情報ですので、ぜひ最後までご覧ください!
- 日本製の電動空気入れの特徴や選び方
- PANP RIDEシリーズのモデルごとの違いと比較
- 電動空気入れの使い方や実際の使用感
- メリット・デメリットや購入時の注意点
日本製電動空気入れのおすすめ「PANP RIDE」
- 日本製電動空気入れのおすすめ「PANP RIDE」との出会い
- PANP RIDE 4シリーズの比較
- 購入したのはPANP RIDE PRO。購入動機は?
- PANP RIDE PROの付属品は?
- 適性空気圧はどこで確認する?
- 騒音は?静音性についてはどうか
- 使ってみて感じたメリット・デメリット
日本製電動空気入れのおすすめ「PANP RIDE」との出会い
電動空気入れが複数の製品がはんばいされていますが、その中でも、信頼できそうなメーカーとして選んだのが、このPANP RIDEです。PANPの購入に至ったポイントは以下の点です。
日本製
PANPを販売する株式会社TradeFKJapanが販売する電動空気入れ専門ブランドです。PANPは日本製ですが、その中でも、トヨタ生産方式を採用していて、信頼性と効率を追求した体制を構築していることが特徴です。
私も、トヨタ生産方式の運用を行う製造業に従事していた事があるので、これが、どれだけ企業努力が必要な事か、実感として知っています。トヨタ生産方式をどの程度、運用レベルに落とし込めているかにもよりますが、少なくとも、ただ日本製であるという以上に信頼性を重視しているということは間違いありません。
ラインナップの強み
現在PANP RAID シリーズには4機種がそろっており、車につかえるハイパワーなPANP RIDE PROから携帯性の高い自転車まで、求める用途や利便性に応じて、最適なモデルを選択できるようになっている点も評価しました。

保証、サポートの強み
やはり国内サポートがあることは安心材料です。メール、LINE、電話で受付可能であり、保証期間も最大2年に延長できる点も魅力的でした。
PANP RIDEはアマゾンでも販売されていますが、保証の延長は受けるには、公式サイトでレビューを行う必要があります。価格は同じなので、公式サイトで購入したほうが良い。
企業ポリシーが素晴らしい
PANPのサイトに以下のような開発・販売ポリシーを掲げられていました。会社勤めを長くしていると、こういうポリシーの浸透がとても大事だとわかります。なかなか言い切れることではありませんし、製品ラインナップや口コミ・評判を見ていても、その気概と実績が伝わってきます。

以上のような理由から、日本製として本当に信頼出来そうなPANP RIDEシリーズから選ぶことにしました。
PANP RIDE 4シリーズの比較
PANP RIDEには以下のような4モデルが用意されています。見やすい比較表が無かったので、当サイトで比較表を整理させていただきました。
購入したのはPANP RIDE PRO。購入動機は?
ノーマルな代表製品である”PANP RIDE”でも良かったのですが、車の空気圧調整を行う事を考えると、バッテリーの容量と充填速度の点が、ストレスになるかもしれないと考えました。
そして、コンプレッサーの弱点である充填容量についてもPROであれば35L/分なので、小さめのビニールプールぐらいまでなら空気入れでも使えるだろうと考えました。
それらを考慮して、大は小を兼ねるで、ハイパワーなPANP RIDE PROを選びました。
大きいと言ってもサイズはA5サイズ程度なので、片手で持てるサイズ感ですし、玄関や車に置いておいても邪魔にはなりません。
【レビュー】日本製電動空気れのおすすめPANP RIDE PRO
それでは、ここからは、実際にPANP RIDE PROを使っていきながら、使い方や、気になる騒音などチェックし、そして、最後に使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介していきます。
PANP RIDE PROの付属品は?
- PANP RIDE PRO本体
- 米式ホース
- 仏式アダプタ
- 英式アダプタ
- ボール用アダプタ
- 浮き輪用アダプタ
- PANP RIDE PRO用収納袋
そして、PANP RIDE PROのみ車載充電用のシガーソケット充電ケーブルが付属しています。

騒音は?静音性についてはどうか
コンプレッサーですから、ある程度音がすることは仕方ありませんが、PANP RIDEシリーズは、その中でもカーボン製のピストンを採用していて、2mの位置で65dbと、他社(70db以上が多い)と比較して低い数値とされています。
実際に計ってみると1mの位置では80dbと電車に乗っている時と同じ程度の騒音となっていました。近くではうるさいと感じますが、昼間の外であれば、ご近所迷惑になることはなさそうです。
また、空気を送り込む能力む強いので、車のタイヤで67Kg/㎠程度減少した状態で、1分27秒。自転車であれば、数秒で注入が終わりますので、長い時間、音がするという状況にもなりません。
ただし、住宅街で夜使うのは止めた方が良いでしょう。
適性空気圧はどこで確認する?
一般的に自転車や車などの空気圧を確認できる場所の画像をご紹介します。




凡そ最小値から最大値、または最大値のみが書かれている場合が多いです。それぞれ書かれ単位も違いますが、PANP RIDE PROは、4種類の単位に対応でき、最後に入れた空気圧のデータも保存されるので、次回以降は刺すだけで調整できるようになります。
適正な空気圧を維持することは、タイヤの性能が最も発揮され、かつ最もパンクしにくい空気圧を維持するという事になります。
だからこそ、手軽かつ空気圧の確認までできる電動空気入れは一家に一台必要です。
【動画レビュー】ボールや電動キックボード、車まで注入してみる
実際に、PANP RIDE PROを使って空気を入れてみた動画は以下で、公開しました。ボールから電動キックボード、車までエア調整から、注入時の騒音もイメージできると思いますので、購入をご検討されているかたは是非ご視聴ください。
使ってみて感じたメリット・デメリット
最後に実際にPANP RIDE PROを使ってみて、感じたメリット・デメリットを纏めます。
メリット
- 直感的な操作性でマニュアルはほぼ見なくても使い始められる
- メモリ機能で2度目からは刺すだけでOK。カスタムモードを入れて、5パターン記録できる
- 自動停止・自動電源OFFで無駄がない
- 手のひらサイズなのに、満充電で車を2,3回充填できる
- LEDでツーリングやドライブでも安心
デメリット
- バッテリーのみの交換できないので、5年もしくは600回程度の使用が上限
- カーボン製コンプレッサーで静音性は他社より良さそうだけど、夜間の住宅街での使用は難しい
- ホースがもう少しだけ長ければ屈まなくていいし、吊り下げなくてもいいのに
- 浮き輪ノズルが一般的なノズル1種で使えない物がある
- エアポンプではないので大型プールなどの大容量エア注入には使えない。子供用の小さめビニールプールぐらいまでは行けそう。
【総括】日本製電動空気入れのおすすめ「PANP RIDE」
日本製の電動空気入れのおすすめ「PANP RIDEシリーズ」から「PANP RIDE PRO」のレビューを行ってきました。コンプレッサー型の電動空気入れは複数の選択肢が出てきていますが、一家に1台で長く安心して使えるものという点では、このPANP RIDEシリーズ一択なのではないでしょうか。
最後に記事の内容を纏めておきます。
- 日本製であり、トヨタ生産方式を採用し信頼性が高い
- 4種類のラインナップがあり、用途に応じた選択が可能
- 国内サポートが充実しており、保証期間は最大2年
- 高性能コンプレッサーを採用し、充填速度が速い
- 直感的な操作が可能で、マニュアルを読まずに使える
- 記憶機能を搭載し、5パターンまで登録可能
- 自動停止・自動電源OFF機能により無駄なく使用できる
- LEDライト付きで夜間やアウトドアでの使用にも適している
- コンパクトな手のひらサイズで持ち運びや収納がしやすい
- USB Type-C対応でシガーソケット充電も可能
- カーボン製コンプレッサーで他社品より騒音が抑えられている
- 充填時の騒音は昼間なら問題ないが、夜間の住宅街では控えた方が良いレベル
- バッテリーは交換不可で、寿命は約600回の使用が目安
- ホースの長さがもう少し長ければ、より使いやすかった
- 大型エアプールなどにはエアポンプを利用したほうがよい