PLAUD NotePin(プラウドノートピン)は、最先端のAI技術を活用した画期的なウェアラブルデバイスです。このデバイスは、会議や商談の録音を簡単に行えるだけでなく、文字起こしや要約、マインドマップ化まで、自動で実現します。
本記事では、プラウドノートピンの詳しいレビューを通じて、その魅力や活用方法を解説します。
また、購入方法やサブスクリプションの年間、月額の費用、プロプランと無料プランとの違い、そして、現在、どこで買えるのか等も解説します。
レビューを通して、どのような方が使うと効率が上がるかなども考察していきますので、プラウドノートピンの導入を検討されている方にとって、購入前の不明点がすべて解消できる内容となっています。
これがAIの使い方の一つの答えであると感じることのできる記事になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!
- プラウドノートピンのレビューを通して機能と活用方法を理解できる
- 購入方法や年間、月額などの費用が詳しく理解できる
- サブスクリプションと無料プランの違いが把握できる
- プロプラン専用テンプレートや活用のメリットを知ることができる
ウェアラブルAI「PLAUD NotePin(プラウドノートピン)」をレビュー
- PLAUD NotePin(プラウドノートピン)とは?
- 付属品一式
- スーツスタイルでの装着全パターン
- PLAUD NotePin(プラウドノートピン)でオンライン会議の録音性能を検証
- 文字起こしした結果を要約してみる
- マインドマップ化してみる
- AIモデルによる違いを見てみる
- プロプランと無料プランの違い
- PLAUD NotePin(プラウドノートピン)の購入方法や価格について
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)とは?
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)は、PLAUD.AIが提供する世界初のウェアラブルAIデバイスです。
従来のスマートフォンの通話録音用に適した「PLAUD NOTE(プラウドノート)」を進化させ、身に着けて利用できるコンパクトなデザインが特徴で、会議や商談の録音をボタン一つで簡単に行い、AIによる文字起こしや要約、そして、マインドマップ化までを自動で行います。
112か国語の多言語に対応しており、クラウド連携によるデータ管理や高度なセキュリティも備え、ビジネスや学問の現場の「録音・文字起こし・要約・周知」といった作業を自動化、大幅な効率化を実現する画期的なAIウェアラブルデバイスです。
ネックレスやクリップ、リストバンド型など、利用される方の状況に合わせて多様な装着スタイルに対応しています。
価格は28,600円で、公式サイトでは、予約特典にはアクセサリーキットやAIプロプランの無料アップグレードなどが行われています。
付属品一式
プラウドノートピンの付属品は以下の通りです。ネックレス、リストバンド、クリップはアクセサリーキット(6500円相当)になりますが、現在は製品に標準で付属しています。
プラウドノートピン本体の裏側には磁石の板がついていて外せるようになっているので、洋服などに挟み込むことはできます。ただし無くしやすい印象をもちましたので、持ち歩く際は、プラウド用の収納袋などを用意して保管したほうが良いでしょう。
スーツスタイルでの装着全パターン
ビジネスの現場で使うことで、無駄な事務作業をショートカットできる、プラウドノートピンですが、実際に装着している時のイメージを撮影してみました。
ネックレススタイル(自然度:2)
(所感)ネックレス型として取り付けたイメージです。スーツでつけるとやや違和感があります。
ネクタイピン(クリップ)スタイル(自然度:3)
(所感)ネクタイピンとしてクリップを使って取り付けたイメージです。スーツでは違和感は少ない装着方法です。
襟マグネットスタイル(自然度:3)
(所感)マグネットで襟に挟んだスタイルです。多少目立ちます。
リストバンドスタイル(自然度:4)
(所感)見た目がスマートウォッチのようで、違和感は少ない装着方法です。
バッグ装着(クリップ)スタイル(自然度:4)
(所感)プラウドノートピンを知らない人にとって、これが何なのかは、ほぼわからないでしょう。
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)でオンライン会議の録音性能を検証
オンライン会議を想定し、4パターンの録音方法で、文字起こしを実際に行ってみます。文字起こしに使うAIは「GPT-4o」です。
会議の内容は、3名で、DX関連のソフトウェア開発会議のキックオフを行っているという設定でオリジナルで制作しました。
これをオンラインMTGに参加した前提で、PCの前で録音を行います。会議の長さは6分51秒、文字数は2405文字です。読み上げは、AIで生成した音声を利用します。
会議内容のテキストは以下の通りです。
皆さん、今日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。今回のテーマは企業のDXを促進する新しい製品企画です。市場でDXのニーズが高まる中、私たちが提供できる価値を最大化するために、製品コンセプトを具体化していきたいと思います。 まず、現状の課題を共有し、それを解決するアイデアを出し合い、最後に具体的な方向性をまとめる流れで進めます。お二人とも、よろしいですか?
よろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
それでは最初に、現状の課題について話しましょう。南さん、最近のDX市場の動向について簡単に説明していただけますか?
はい。DXの推進は多くの企業で進んでいるとはいえ、特に中小企業ではハードルが高いようです。最近の市場調査では、DXを導入したいと思っている中小企業の約65%が『何から始めたらいいのかわからない』と回答しているデータがありました。また、『ツールを導入したけど、使いこなせない』という声も多いです。
そうですね。よく耳にするのは、『せっかく導入したけど、現場の業務にフィットしない』『ツールの使い方を教わったが、日々の運用に結びつかない』といった話です。これが原因で、導入したツールが放置されるケースもあります。
具体的な例として、どんなツールが活用されていないことが多いですか?
例えば、CRM(顧客管理システム)やERP(統合業務パッケージ)ですね。導入する際には期待感が高いものの、定着率が低いのが現状です。社員のITリテラシーや導入時のサポート不足が主な理由です。
それに加えて、導入企業が自社のデータを十分に活用できていない場合も多いですね。データの収集や整理が目的化して、業務改善に結びつかないといった課題です。
なるほど、ツールの選定や活用方法に課題があるわけですね。この現状を踏まえたときに、私たちが提供できる価値は何だと思いますか?
まず、ユーザーが迷わない製品設計が重要だと思います。例えば、『このツールを導入すれば、こういう業務改善ができる』という具体的な成果が見えやすい形にすることが鍵ですね。
それはUI/UXの工夫が必要ですね。ツール自体の操作性を上げるだけでなく、利用者が直感的に理解できるようなガイドやサポート体制も求められると思います。たとえば、AIアシスタントのような機能を追加するのも一つの手です。
確かに。特に中小企業では、現場で使いやすいシンプルな製品が好まれますね。ただ、操作性が優れているだけでなく、導入後の運用をいかにサポートするかも重要です。南さん、その点についてどう思います?
そうですね。導入後のサポートとして、業界ごとにカスタマイズされたテンプレートを提供すると効果的だと思います。例えば、製造業向けなら在庫管理や生産性向上に特化した使い方、小売業向けなら顧客分析や売上予測のような具体例です。
さらに、そのテンプレートを使って実際にどんな成果が得られるのか、シミュレーションできる機能があると良いかもしれませんね。『このテンプレートを使えば、3ヶ月後にこれだけ業務効率が上がる』といった結果がイメージできれば、ユーザーのモチベーションも上がるでしょう。
では、ここから具体的な製品アイデアを作り上げていきましょう。今の話をベースにすると、製品の方向性は次の3つに集約されそうです
1、ユーザーが迷わず使えるシンプルなUI/UX
2、業界ごとにカスタマイズされたテンプレートとサポート
3、AIを活用したデータ分析と成果予測機能 これを具体的にどう形にするかを議論しましょう。
まず、UI/UXですが、使い方を説明する動画やチュートリアルをツール内に組み込むのはどうでしょうか?また、重要なデータが一目で分かるダッシュボードをデフォルトで表示させると良いかもしれません。」
そうですね。ダッシュボードは『今日やるべきこと』『達成した目標』『改善すべきポイント』がひと目で分かるようにデザインしたいです。それに加えて、音声操作やチャットボットを導入すれば、ITに慣れていないユーザーにも使いやすくなると思います。
テンプレートについては、業界別に分けるだけでなく、企業規模や業務内容にも応じて柔軟に対応できると良さそうです。鈴木さん、このあたり、技術的にはどう実現可能ですか?
テンプレート自体は動的に生成する仕組みを作れば実現できます。たとえば、企業が入力したデータをもとに、最適なテンプレートを自動で提案するAIアルゴリズムを設ける形です。これなら、どんな企業でも自分たちに合ったスタートが切れます。
AIを活用するなら、成功事例のデータベースを作って、そのデータを元に新しいユーザーに適した改善案を出す仕組みも考えられますね。
では、これらのアイデアをもとにプロトタイプを作るスケジュールを考えましょう。まずは基本機能の開発に注力し、AI機能やテンプレートは順次追加する形が良さそうですね。鈴木さん、初期段階で必要なリソースはどのくらいですか?
基本機能の開発には3ヶ月ほどかかると見ています。プロトタイプを作りながらフィードバックを受けて調整するので、チームにエンジニア4名ほどをアサインする予定です。
その間にマーケティングチームでは、製品のターゲットに合わせたプロモーション戦略を立てます。また、リリース時にすぐ使える事例集やガイドも準備します。
それでは、次回の会議までに各自担当分野を進めて、具体的な成果物を用意しましょう。次回はプロトタイプの初期デザイン案をレビューする予定です。
今日の会議はこれで終了としますが、非常に有意義なディスカッションができましたね。皆さんのおかげで、製品コンセプトがかなり具体化しました。改めて、次回までに各自の進捗を確認しつつ、さらに良いアイデアを出していきましょう。お疲れさまでした!
お疲れさまでした!
お疲れさまでした!
そして、結果は以下の通りでした。
<パターン①>会議音声の生データをインポートした場合
(音源との距離:ー)
<文字起こし結果>
誤字箇所 ≒ 7ヵ所程度
誤字率:0.3%
生成した音源(生データ)を、マイクを通さず、PLAUD WEBに、そのままインポートしたので、当たり前ですが良い結果になりました。漢字と平仮名の違いなどのブレを除けば、7か所程度しか誤字がありませんでした。また、誤字の部分はAIで生成した音声側に違和感がある部分だったので、認識率は、ほぼ100%に近い結果となりました。
<パターン②>ネクタイピンとして装着し録音
(音源との距離0.6m)
<サンプル音声(一部)>
<文字起こし結果>
誤字箇所≒30ヵ所程度
誤字率:1.2%
スーツに装着している点で音声に多少ノイズがのりましたが、精度は十分で、誤字部分もほとんどはAIにより適切に補正されているので違和感はありません。ただ一つ、スケジュールの文字起こしで「3か月」のところ「半ヶ月」と読み違えている部分がありました。
「半ヶ月」という謎のワードで、ミスリードだと気付きはしますが、数字など正確さが必要になる議事録の場合は、生音を確認してファクトチェックしておいたほうが良いかもしれません。
<パターン③>リュックにクリップでつけて床に置いていた場合
(音源との距離1.2m)
<サンプル音声(一部)>
<文字起こし結果>
誤字箇所≒38ヵ所程度
誤字率:1.5%
リュックを床に置いている状態で、距離もあるため、音声は小さめになりますが、文字起こしの精度自体はそこまで悪くありませんでした。ただし、発音が似ている数字などは誤認している部分がこちらも1か所ありました。全体の主旨は問題なく文字起こし出来ていました。
<パターン④>スーツのポケットに入れて録音
(音源との距離0.8m)
<サンプル音声(一部)>
<文字起こし結果>
誤字箇所≒40ヵ所程度
誤字率:1.6%
ポケットに入れていることで、ノイズを拾っている部分がありましたが、こちらも主旨は問題なく拾えていました。スーツの右側のポケットにいれてみましたが、内ポケットでも問題なく音声は拾えると思います。
以上、全体を通して、優秀な結果になりました。
文字起こしをしてみて、”すごい”と思ったのは、誤字となっている部分が多くの場合、前後の主旨を汲みとってAIにより補正されている点でした。
例えば、接続語が読み取れていなかった場合。一度文節を切り、改めて文章を始め、主旨がぶれないようにしているなどです。さすがAIによる文字起こしという点ですね。
文字起こしした結果を要約してみる
前項で一番条件の悪かった「パターン④」のポケットに入れた状態の文字起こしデータから、要約した結果は以下の通りです。
※※スライドできます※※
ここでは文字起こしで発生していた誤字も、AIが補正して要約してしまうので、主旨が間違っていない限りは、まともな要約が出てきます。
さらに、要約の最後には、AIによる提案が添えられています。それも、かなり適切な提案でした。
ほぼ満点の要約の精度、AIによる提案、ここまでできるのが、プラウドノート(ピン)のすごいところです。
マインドマップ化してみる
さらに、パターン④のデータをマインドマップ化した情報が以下の通りです。ここでは、各枝葉に内容が割り当てられていますが、こちらもほぼ違和感はありません。
強いて言えば、最後の「AI提案」が枝葉の末尾に来ていますが、これは、先頭の見出しにきてほしかった、という点ぐらいす。
※画像をクリックすると拡大します※
AIモデルによる違いを見てみる
次に、AIの選択肢による違いを見ておきましょう。
AIには「GPT-4o」と、Beta版とされていますが「Claude 3.5 Sonnet」が利用できるようになっています。一般論として、この二つのモデルには以下のような特性の違いがあります。
項目 | Claude 3.5 Sonnet | GPT-4o |
---|---|---|
開発元 | Anthropic | OpenAI |
速度 | GPT-4oと比較して2倍の速度。短時間で大量のテキスト生成が必要な場合にClaude 3.5 Sonnetが有利 | ー |
スループット | ー | リアルタイム性を重視する場合はGPT-4oが若干有利。ただし、体感できるほどの差ではない。 |
ベンチマーク | MathVista、AI2D、Chart Q&AなどでGPT-4oより高スコア。コーディング関連のベンチマークで優位性を示している | ー |
全体的な傾向 | コーディング、長文のテキスト処理、コーディングに向いている。特に、大量のドキュメントを扱う業務に適していると言える。 | テキスト生成だけでなく、画像処理などマルチモーダルなタスクに強み。創造的なタスクや、視覚情報を含むタスクに適している。 |
このような特性から、大量の文字起こしデータを生成する場合、Claude 3.5 Sonnetのほうが有利な結果になる可能性が高いと言えそうです。
今回、サンプルのオンライン会議データで最も条件の悪かった「パターン④」(ポケットの中にプラウドノートピンを入れて録音)で、文字起こし、要約結果の違いを検証してみました。
Claude 3.5 Sonnetでの要約結果
<文字起こし結果>
誤字箇所≒58ヵ所程度
誤字率:2.4%
Claude 3.5 Sonnetで文字起こしをしましたが、GPT-4oと比較して、速度が速いという事もなく、誤字率は上がってしまいました。因みに同条件のGPT-4oの誤字率は1.6%です。
要約も試してみましたが、GPT-4oの方が内容としては見やすいので、結論としては、現時点でClaude 3.5 Sonnetを使うことは無さそうです。
ただ大量の文章には強い可能性もあるので、もっと長いプレゼンなどを生成する場合は、有効なのかもしれません。
プロプランと無料プランの違い
主な違いは以下の通りです。先に結論から言うと、ビジネス利用の場合、プロプランは、ほぼ必須です。
機能 | スタータープラン(無料) | プロプラン(有料) |
---|---|---|
文字起こし時間 | 月300分(5時間) | 月1200分(20時間) |
使える要約テンプレート | 13種類※ | 30種類以上※ |
カスタムテンプレート | × | 〇 |
要約のAI分析&自動要約 | 〇 | 〇 |
発言者識別&AI人声強化 | 〇 | 〇 |
音声インポート&トリミング | 〇 | 〇 |
AIプロンプトによる質問 | × | 〇 |
文字起こしなどの性能には差はありませんが、主に以下のような点に差があります。
①文字起こし出来る時間の違い
プロプランとの違いで、最も大きいのは、この文字起こし時間。音声データのどこを切り取るかは、指定できますが、それでも、ビジネス利用であれば、300分(5時間)では1か月も持ちません。特にプラウドノートピンは、装着してライフログのように使うことを想定しているので、データが多くなりがちなので、5時間では到底足りません。
また、文字起こし時間は個別に購入することも可能ですが、20時間の文字起こし時間を購入すると2800円相当になるので、まずはプロプランに加入したほうがよいでしょう。正直なところ、効率化の恩恵に比べれば安いものです。
②テンプレートを使った要約機能の差
以下に、現時点で用意されている要約用のテンプレートの違いを纏めました。要約=配布形式になるので、利用者の用途にあったテンプレートが用意されているかどうかは、重要なポイントです。
標準プランテンプレート | プロプランテンプレート | |
---|---|---|
一般 | 会議メモ・通話メモ・音声メモ・面接メモ・ディクテーションノート・キーポイント | 会議メモ・通話メモ・音声メモ・面接メモ・ディクテーションノート・キーポイント |
ミーティング | コンサルティング・ディスカッション | コンサルティング・ディスカッション・レポート・タスクの割り当て・ロバートルール |
スピーチ | クラス・講義 | クラス・講義・トレーニング |
電話する | ディスカッションコール | ディスカッションコール・Q&A・割り当てコール |
インタビュー | インタビュアーのメモ | インタビュアーのメモ・仕事の面接・パネルディスカッション |
医療 | ー | SOAP・心理療養メモ・医療相談 |
販売 | コンサルティング・ディスカッション | コンサルティング・ディスカッション・BANT |
コンサルティング | ー | ニーズ評価 |
教育 | ー | 教科ノート |
建設 | ー | パンチリスト |
カスタムテンプレート | ー | 対応 |
以上のように一般的なテンプレートは無料版でも用意されていますが、専門的な領域になるほど、プロ版でしか利用できなくなります。さらに、このテンプレートは随時アップデートされていて、プロプランの方が多くの更新が行われています。
また、テンプレートをさらにカスタマイズする機能がプロプランのみ利用できます。
例えば企業で利用する場合、その会社に合ったテンプレートを作成し、より見やすく、伝わりやすい自社用のテンプレートを作り、それを標準として、社内で運用する、というような事ができます。
各々が、自由にテンプレートを使いだすと、見づらくなってしまう為、テンプレートは自社の業務に合わせて、作り込める機能は、ビジネス利用においては、重要なポイントになります。
③AIプロンプトによるデータの摘出
蓄積されたデータに対して、例えば、
「来週までにやらないといけないことを纏めて?」
「1週間の会議内容を纏めてください。」
というような、質問を投げかけることが出来ますが、これが以下のようにプロ機能でしか使えません。この機能は、絶対に使いたくなるので、これも課金するしかないと考える理由の一つです。
以上の点から、プロプランへの加入は必須に近いです。まずは、無料プランで試してみるのもいいですが、業務利用の場合は、有料プランに加入しておいて、絶対に損はありません。
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)の購入方法や価格について
購入方法は?
プラウドノートピンは、現状は公式サイトのみの販売になります。供給が安定してきたら、アマゾン公式サイトでも販売されると思います。
購入価格は?
デバイス本体価格
デバイス名 | 価格(税込) | 付属品 | 備考 |
---|---|---|---|
PLAUD NotePin | 28,600円 | アクセサリーキット(6,500円相当) | ※現在はアクセサリーキットは無料付属 |
(参考) PLAUD NOTE | 27,500円 | マグネット装着ケース付属 | ー |
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)とPLAUD NOTE(プラウドノート)は機能的な差はほとんどなく、スマホに装着して通話記録を残したいか、身に着けて日常的に対面、又は、オンライン会議などで利用したいか、という違いになります。
日常的に身に着けて使いやすいのはプラウドノートピンになりますが、プラウドノートピンはスマホに貼って通話記録を録音することは難しいので、自分の利用シーンに合わせて選択しましょう。
ランニングコスト(サブスクリプション料金)
プラン名 | 月額料金 | 年間料金 | 文字起こし時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
無料プラン | 無料 | 無料 | 月5時間 | デバイス購入のみで利用可能 |
プロプラン | – | 12,000円 (月1,000円) | 月20時間 | 年間プランの他月額プランも選択できる |
月額プランと追加パッケージの費用
月額プラン | 月額プラン(月20時間) 機能は年間プランと同じ | 1,980円 |
追加パッケージ | 2時間の文字起こしパッケージ追加 | 400円 |
10時間の文字起こしパッケージ追加 | 1,400円 | |
50時間の文字起こしパッケージ追加 | 7,000円 | |
100時間の文字起こしパッケージ追加 | 13,000円 |
※公式サイトでの販売は、年間費用のみです。月額利用はPLAUD WEB(又はアプリ)から購入できます。
【レビュー】PLAUD NotePin(プラウドノートピン)を使って分かった事
- ビジネス用途や対人向けの専門職の方にこそ使ってほしい
- 適した業務や職種は?
ビジネス用途や対人向けの専門職の方にこそ使ってほしい
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)の使い道は、身に着けて、ほぼ無意識化で録音できる事です。この点において、唯一無二のAIボイスレコーダーと言えます。
さらに、文字起こしからの要約、マインドマップ化の機能がある為、単なる記録ではなく、
振り返りや周知に即座に利用できる。まさにこの点が第2の脳と言っている点です。
適した業務や職種は?
ブレスト・会議・打ち合わせ
「纏まりがなく、時間をかけた割に答えの出ない会議が多くありませんか?」
「今、皆さんの会社では、会議に何時間かけているでしょうか?」
「その会議の議事録やアクションアイテムの整理と共有に何時間かけているでしょうか?」
プラウドノートピンを使えば、会議の要約を随時共有できるので、例えば、午前中の会議の要約を午後の会議前に共有して、開始前に整理した情報を元に進めるという事も出来ます。
そして、会議に不随する事務作業の90%を削ることができます。
そう考えた場合、このデバイスの価格は高いでしょうか?安いでしょうか?
営業活動等における商談記録
お客様先での打ち合わせ。お客様との商談は、未だに口約束になりがちで、それが基で、トラブルになることもあるでしょう。その為、普通の営業なら、その日のうちの議事録を作成し会ったお客様に配布するということを行うでしょう。
また、メモを取る為に、打ち合わせをしながらパソコンを叩いている人も、よく見かけます。果たして、それで集中して商談に望んでいると言えるでしょうか?
プラウドノートピンなら、記録した音源から、1分もかからず、文字起こしと要約が生成できます。また、要約の性能は、レビューでご説明してきた通りなので、その場で参加者に要約を配布する事もできます。
プラウドノートとはそんな事が当たり前にできるデバイスなのです。
日報・週報などの作成と共有
社内(上司)向けの業務日報作成。その日の業務をCRMに登録する、あの作業。私は、本当に嫌いでした。
確かに組織での活動においては必要な作業ではあるけれど、プレイヤーが、顧客、あるいは、何かを生み出す活動に、どれだけ時間を避けるかが、これからは企業には求められるはずです。内向きな事務的業務は、徹底的に削る。これにコストを掛けない企業は、労働力が減少していく、今後の日本では絶対に生き残れません。
ただし、高額なCRMやDX投資を行うというのは、プラウドノートを導入してからでも遅くありません。プラウドノートを使えば、認識のズレと、情報の集約という点で、かなりの業務が削れるようになるはずです。まずは、そこから始めましょう。
これらの認識祖語の解消、議事録の作成負担の解消、文字起こし業務という無駄の解消をすすめ、生産的な活動に力を注げるようにしましょう。
この点において、導入効果は、かなり高いデバイスであるはずです。
医師、弁護士、税理士などの対人専門職全般
言った言わないが付きまとう職種において、ボイスレコーダーによる記録は、これまでも行われていたと思いますが、そこに、要約や、さらに専門的なテンプレートによる、最適化も可能となり、自分に合った使い方を作り上げていくことができます。
取材が必要な業務全般
例えば、ある新聞記者が取材を行う時、ボイスレコーダーを当然持ち歩くでしょう。
そして、徐に出して、録音する。
帰ってから聞き返しては、時に文字に起こして、記事を作成する。このような作業に従事している方にとっては、最大の助手を格安で雇っているのと同義です。
現場作業者(ブルーワーカーも必要)
現場作業に従事する方にとっても、指示した内容の確認や、いった言わないの解消、報告業務の軽減など、無駄だけど必要な業務は多いはず。ただ、ボイスレコーダを持つというようなことは現実的ではなかったと思います。
そういったケースでも、プラウドノートピンであれば、一日中、意識せず身に着けておくことが出来るので、必要に応じて情報を摘出することもできます。
これで、作業後の憂鬱な事務仕事が大幅に削減されるはずです。
講演、講義、授業の録音とまとめ作成や振り返り
もちろん、学術系でも、効果を発揮します。これからはAI時代。講義ノートをあくせく作るようなことは、AIに働らいてもらい、よりクリエイティブに、知恵や発想力などを磨くことにエネルギーを削ぐべきです。
復習は優秀なAIアシスタントが作った、要約を確認すれば済みます。さらに、日々のデータは蓄積され、いつでも検索とAIによる活用が可能となり、自分専用のナレッジとして、積みあがっていきます。
クリエイティブな作業におけるアイデアの蓄積
クリエイターや芸術家などが、日々思いつくアイデアを日常的に録音できる体制にしておけるのもメリットです。思いついた時にいつでも録音し、それが貯まっていくことで、アイデアの泉が出来上がるイメージです。生成したデータは何時でも遡り、AIのアシスト付きで呼び出すことが出来るようになります。
以上、思いつく限りの利点を記載しましたが、他にも、身に着けるAIロガーとして様々なアイデアが今後生まれてくるはずです。プラウドノートピンは、そんな可能性を感じる製品です。
【総括】PLAUD NotePin(プラウドノートピン)をレビューして
AIが人間の平均IQを超えてから、AIの活用方法は大幅に進化してきました。AIのアシストがあれば、人の発揮できるパフォーマンスは、1人分ではなく、2人分にも3人分にはなってくるでしょう。
AIは電力と引き換えに体力無限で、文句の一つも言わず働いてくれる、自分より、ある部分で、能力の高い、強力なアシスタントです。大切なのは、人がそれをどう活用するかであって、もう使わないという選択肢は無い所まで来ています。
PLAUD NotePin(プラウドノートピン)は、AI活用の一つの答えを示してくれました。文字起こしと要約を行うだけでなく、皆さんの「第2の脳」として、自分では見落としがちな、そして、思いもつかないアイデアを提案してくれる、そんな手放せない相棒となってくれることは間違いありません。
ぜひ手に取って、様々なアイデアを発見して、楽しんで使ってみてください!
最後に記事のポイントを纏めておきます。
- 身に着けるだけで録音・文字起こし・要約が可能なデバイス
- 会議や商談の議事録作成を効率化する
- 112か国語対応でグローバルな利用が可能
- ネックレスやリストバンドなど多様な装着スタイルに対応
- AIが文字起こしの精度向上と要約補正を行う
- マインドマップ機能で情報整理を支援
- 多業種向けのカスタマイズテンプレートを提供
- CRMやDXツールと比較して手軽に利用可能
- 無料プランでも一定時間の文字起こしが可能
- プロプランは長時間利用やAI質問機能に最適
- 音声録音の精度が距離や環境に応じて高水準を維持
- 営業や専門職の情報管理作業を簡便化する
- 学術やクリエイティブな作業の補助として活用可能
- 専用アクセサリーキットで幅広いシーンに適応
- AIを活用した新たな業務効率化モデルを提供